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茅台酒の価格、約20年で187倍に ぜいたく品消費の歪み反映 (2)

 ▽生産能力の不足が品切れを招く結果に

 茅台鎮は河べりにあり、風力が弱く、茅台酒を醸造するための微生物の生息と繁殖に適している。

 伝統的な茅台酒の生産方法では、1回の生産サイクルに1年かかるほか、さらに3年間熟成しなければならない。原料の搬入や混和・保存など、全ての工程を含めると、製品として売り出されるまでに平均で少なくとも5年はかかる。

 特殊な製造方法と厳しい土地条件により、茅台酒はいつも発売とともに品薄のレッテルを貼られてしまう。貴州茅台公司の2009年年報によると、同年、茅台酒及び関連製品の生産量は前年比16.7%増の約3万トンとなっている。実のところ、茅台公司は長年にわたり、巨額を投じて毎年2000トンずつ生産能力を拡大してきた。しかしそれでも、茅台酒は社会のニーズを満たすことができないのだ。

 ▽茅台酒は消費の歪みを反映

 経済評論家の葉檀氏は、「茅台酒の価格がますます上昇することは、中国の消費経済の歪みと、ぜいたく品の供給が公務化する現象を反映している。茅台酒の価格がいくら上昇しても供給が需要に追いつかないのは、価格に鈍感な消費者層が茅台酒をステータスシンボルとして扱い、消費を超えた楽しみを得ているからだ」との見方を示す。

 中国はぜいたく品の消費大国であり、ぜいたく品と一般消費材の市場価格は大きく違う。ステータスシンボルとみなされた消費材は、国内で必ず大流行する。葉檀氏は、「茅台酒であれ小熊猫タバコであれ、飲む人は買わず、買う人は飲まない。吸う人は買わず、買う人は吸わない。中国のハイエンド消費材は価格に鈍感な人々のステータスシンボルとなり、ぜいたく品とハイエンド資産というレッテルをつけられ、高く上っていくのだ」と述べる。(編集SN)
 
 「人民網日本語版」2011年1月13日

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