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米国は対中経済貿易協力から巨大な利益(前編)

>>米国は対中経済貿易協力から巨大な利益(後編)

 ▽中国は米国の「金のなる木」:投資収益が大きく、輸出が急増

 新しい年が始まり、米国の大手企業は相次いで新しい対中国投資計画をうち出した。ゼネラル・エレクトリック(GE)は総額20億ドル以上を投じて、中国での研究開発活動の強化、複数のイノベーションセンターの設立に充てるほか、新たに合弁企業を設立する計画という。プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は今後5年間に10億ドル以上の対中追加投資を行うという。フォード・モーターは今年も引き続き中国業務の規模を拡大するとしている。キャタピラーは新たに合弁会社を設立して、中国での部品業務を拡大するという。スターバックスは2015年までに大陸部の店舗数を1500店に増やすといい、カーライル・グループは中国投資を専門に取り扱うファンドを設立し、対中産業投資を拡大するとしている。

 インテル社中国エリアの戈峻・執行董事は「中国政府は『三網融合』(電気通信ネットワーク、ラジオ・テレビネットワーク、インターネットの3つのネットワークの融合やユビキタスネットワーク発展の推進に力を入れており、米国の情報通信(IT)産業の発展に新たなチャンスをもたらすことになる」と話す。インテルは1985年に中国に進出し、今や中国市場はインテルにとって米国市場を除き投資額が世界で最も大きい地域市場となっている。

 商務部のまとめた統計によると、2010年末現在、米国の対中投資プロジェクトは累計5万9千件に上り、実行ベース投資額は652億2300万ドルに達し、多くの米国資本企業にとって中国は次第に利益の中心となってきた。中国米国商会が昨年発表した調査報告によると、09年には在中国の米国企業の71%が利益を上げており、回答企業の46%が中国市場での利益率は世界での利益率を上回ると回答したという。

 現在、中国は米国にとって2番目の貿易相手国であり、輸出の増加ペースが最も速い市場でもある。中国税関総署が発表した最新のデータによると、2010年の中米二国間貿易額は3853億4千万ドルで、前年比約30%増加した。うち中国の対米輸入額は1020億4千万ドルで同31.7%増加した。

 時間を少し遡って考えてみると、米国の対中輸出の急速な伸びがより明瞭にみえるようになる。米国商務省がまとめた統計によると、米国の対中貨物輸出は01年の192億ドルから08年は715億ドルに増加し、増加率は272%となった。同期の米国の他国・地域に対する貨物輸出増加率は72%だった。サービス貿易ではここ数年来、米国は中国に対して黒字を維持しており、09年は74億3千万ドルに達して01年の約4倍となった。

 対中輸出の急速な増加により、米国は中国の経済成長から利益を受けている。米国の各州はいずれも実際に利益を受けており、50州中40州で輸出市場の上位5位以内に中国が入っている。過去10年の間に、米国の製造業と農産品の対中輸出は330%増加し、他国・地域への輸出の増加率の29%を大幅に上回った。中国は単一市場としては米国産の大豆、綿花の世界最大の海外市場であり、自動車や航空機などの電気機械製品の重要な輸出市場でもある。2010年に米中貿易全国委員会が発表した報告によると、世界経済が低迷する中で、中国は引き続き米国の製造業と農場主にとって重要な輸出国となっているという。また清華大学中米関係研究センターの周世倹シニア研究員によると、対中輸出の急速な伸びがなければ、オバマ大統領がうち出した5年以内の輸出倍増計画は実現が難しいという。

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