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今年の中国対外貿易 30%の成長率維持は困難

 対外経済貿易大学WTO研究院は17日、報告書「2011年世界経済貿易発展・政策展望」を発表し、新たな成長路線に突入した中国の対外貿易について、「2011年通年の中国の対外貿易は引き続き成長するが、30%以上の成長率を維持することは困難で、成長率は20-25%前後に鈍化するとみられる」との見方を示した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

 同報告書は次のように述べる。

 2011年は中国にとって第12次五カ年計画(2011-15年、十二五)スタートの年であり、地方政府には新たなプロジェクトを設定し、経済の発展に力を入れる力があり、中国経済の成長率は引き続き高水準で推移するとみられる。そこで2011年の中国の経済成長率を9.9%と予測する。2011年の中国の対外貿易は引き続き成長傾向を維持するが、成長ペースは鈍化して、30%以上の成長率を引き続き維持することは困難とみられる。通年の貿易成長率は20-25%前後になるとみられ、うち輸入の成長ペースが輸出の成長ペースをやや上回る可能性があり、これは貿易のバランスの取れた発展にとってプラスになる。

 2011年の中国の通貨政策は「適度な引き締め」政策で、財政政策は柔軟性を維持するとみられる。中国は新たな成長戦略を採用し、発展モデルの転換を実施するルートを提起しなくてはならない。ここにはバランスの取れた成長、寛容な成長、グリーン路線の成長、イノベーションの成長、安全の成長といった内容が含まれる。

 2011年には世界の主要経済体が持続的な成長を達成し、グローバル経済の成長率は4%前後になるとみられる。だが先進経済体と新興経済体との間に通貨政策の面で食い違いが生じる可能性があり、財政政策の面では多くの経済体が引き続き積極的な財政政策を実施するとみられる。

 今後は各国の経済復興プロセスの相違により、貿易保護主義が引き続き蔓延する可能性がある。とりわけ各国は世界貿易機関(WTO)ルールに合致することを前提としつつ、貿易救済措置としての調査をより多く発動したり、一層厳格な動植物の検疫検査を実施したり、グリーン障壁や技術的貿易障壁を設置したりするなどの措置を取って、貿易障壁をより高くしようとしている。また今後は低炭素技術が国際競争や国際協力でますます重要な役割を果たすことになるとみられる。(編集KS)

 「人民網日本語版」2011年1月18日

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