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中国がレアアース国家計画鉱区を設立した意図

 中国国家国土資源部はこのほど、第1陣レアアース・鉄鉱国家計画鉱区を指定した。今回指定された江西省カン州レアアース国家計画鉱区は、探査区、採掘区、今後採掘が見込まれる鉱床区など11カ所で、総面積は2500平方キロ、レアアース予想埋蔵量は約76万トン(うち、中・重レアアース類埋蔵量は71万トン)。埋蔵量が具体的に明らかになれば、国内の中・重レアアース類埋蔵量は80%増加する見込みだ。同鉱区の2009年レアアース酸化物の採掘量は3444.95トンと、省内のレアアースは全てここで採掘された。

 四川省攀西地区にもレアアース国家計画鉱区を設立する計画がある。同地区の旧鉱山地帯の深部や周辺には、豊富な資源が眠っている。攀枝花・白馬の両鉱山区の面積は計460平方キロメートル、バナジウムチタン磁鉄鉱の予想埋蔵量は136億トン、年産能力は1683万トンと見込まれる。

 レアアース国家計画鉱区の設立目的について、国土資源部鉱物開発管理司担当者は次の通り語った。

 ▽目的は資源保護強化

 中国の重要な鉱物資源であるレアアースは、保護性採掘の対象となっている特定鉱物だ。レアアース国家計画鉱区の設立は、枯渇しつつあるレアアース資源を保護し、レアアース資源を長期的・持続的に利用し、生態環境を保護するための必要措置といえよう。

 鉄鉱は、中国にとって非常に重要かつ不足している重要鉱物だ。ここ数年、国内埋蔵量・採掘量ともに増加を続けているが、輸入に対する依存度も上昇の一途をたどり、今では50%を上回った。このような現状に対応するため、国内鉄鋼資源の探査にいっそう力を入れ、不足が深刻化している鉱物資源の保障力を高めることが急務とされる。政府は、鉄鉱国家計画鉱区を設立することで、鉄鋼採掘管理に対する長期的計画を打ち立てる方針だ。

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