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中国がレアアース国家計画鉱区を設立した意図 (2)

 ▽方策決定の根拠は?

 まず、「資源の重要度」が挙げられる。国家計画鉱区の対象となる資源は、極めて重要な資源だ。中国は、イオン型レアアース資源において、世界で圧倒的な優位性を持っている。カン州はイオン型レアアース、特に中・重イオン型レアアースの国内主要産地であり、採掘指標・生産量はいずれも、全国中・重レアアース類の約70%を占め、世界で最極めて重要な地位にある。攀枝花・西昌両地区は、バナジウムチタン磁鉄鉱資源が世界で最も集中した地域のひとつで、鉄鉱確認埋蔵量は約100億トンと、全国鉄鉱資源埋蔵量の15%を占めている。このうちバナジウムチタン磁鉄鉱は約96億トンと、全国バナジウムチタン磁鉄鉱埋蔵量全体の83%を占める。バナジウム資源埋蔵量は1861万トン、全国総量の52%。チタン資源埋蔵量は約6億1800万トン、全国チタン鉄鉱資源埋蔵量の95%。

 2番目の根拠は、「地質学的特徴」だ。専門家によると、カン州の燕山期花崗岩風化殻はその大部分がイオン型レアアースを含有している。今回指定された計画鉱区には、発見済みで未採掘のものと現在採掘中のイオン型レアアース鉱床が含まれているが、その大部分が、大・中型レアアース鉱床が将来見つかると予想される燕山期花崗岩風化殻のエリアだ。中国国内の鉄鉱石鉱床は貧鉱が多く、選鉱・製錬が難しい。そうした中、攀西地域は国内で数少ない富鉄鉱資源が豊富な地域で、鉱床生成条件が良好で、探鉱の潜在力も大きいことから、大型鉱山の建設に適している。総合的利用にも有利で、統一計画や実施規模など開発面での優位性を備えている。

 「整った環境」が3番目の根拠となっている。カン州のレアアース採掘・生産・加工は、かなり整った産業チェーンを形成しており、管理体型もほぼ完備している。攀西地区バナジウムチタン磁鉄鉱の採掘選鉱実量は年間約3千トンと、鉄鉱国家計画鉱区に指定されるための良好な基盤を備えている。(編集KM)

 「人民網日本語版」2011年2月15日

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