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スズキの中国市場での不調を考える

 日本では「軽自動車の王様」と呼ばれるスズキだが、中国市場にはうまくなじめていない。とりわけ昨年うち出した戦略的中級車「キザシ」の販売台数は惨憺たるもので、発売当初の年間目標の4万台ははるかに遠い情況だ。またスズキ中国法人が力を入れていた昌河スズキ、長安スズキ、輸入スズキ車それぞれの販売ネットワークの融合は、最終的に失敗に終わり、社長の交代劇の導火線となった。中国経済網が伝えた。

 (1)スズキ販売ネットワークの融合は失敗

 スズキは以前から3つの販売ネットワークの融合に力を入れていたが、時間が経った現在、北京エリアの長安スズキ4S店で昌河スズキの車を見つけるのは難しく、同じように昌河スズキの店で長安スズキの車を探すのは難しく、融合が最終的にどのような結果になったかは明らかだ。融合の取り組みは消費者に便宜を図るものであり、消費者はどの店に行ってもスズキの全製品を見られるはずだった。またディーラーはより多くのスズキ製品を販売して、より多くの利益を上げるはずだった。だが実際にはそうならなかった。長安スズキの車と昌河スズキの車は価格が非常に接近していて、名実ともに競争関係にあり、融合によって相互補完の効果は生まれなかった。

 長安スズキのある販売員によると、店舗で販売する昌河スズキの車はすべて取次業者から仕入れるもので、メーカーから直接仕入れるものではなく、価格面の優位点もなければ、依託販売のような年度末のポイント還元という得点もない。また昌河スズキの車は消費者にあまり人気がないことも、販売員たちの意欲をそいでおり、最終的には融合を放棄せざるを得なかった。同販売員の声からわかることは、スズキ中国法人がうち出した融合の意図は悪くなかったが、実施の上で問題が多かったということだ。販売台数に目立った伸びはみられず、最終的にはスズキ中国の橋本俊明総経理(当時)が退陣することになった。

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