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中国、海洋島と海岸帯の調査を完了

 中国で最大規模の海洋総合調査・評価プロジェクト「中国近海海洋総合調査および評価」(略称、908事業)は、海洋島と海岸帯の全面的な調査を完了した。これにより、中国は海洋島・海岸帯に関する資源・環境要素の分布特徴や変化の法則を把握し、データを一新した。「人民日報」海外版が伝えた。

 908事業は、重大海洋基礎プロジェクトとしては、国の投資額、参加者数、調査範囲、技術手段のいずれにおいても、新中国が成立して以来最大の規模で、近海の資源・環境の基本的状況を把握するのが狙い。

 908特別事業の海洋島・海岸帯調査は6年間の努力を経て全面的に完了、今回の調査資料をもとに、より踏み込んだ研究や成果の集積が行われ、多くの段階的成果が得られた。これら成果をまとめたものが「南沙諸島(スプラトリー諸島)サンゴ礁の高解像度衛星リモートセンシング画像集」や「中国領海の重点島嶼(とうしょ)航空機リモートセンシング画像集」、「典型的海洋島の航空機リモートセンシング画像集」など、リモートセンシング画像集シリーズとして出版されている。また、近く発表される「中国海洋島リスト」は中国の海洋島の“系譜”としては調査資料が最も新しく網羅的という。

 このほか、908事業の海洋島・海岸帯調査手段には、実地調査を基礎に衛星・航空機リモートセンシング調査を導入し、高解像度の衛星リモートセンシング技術と先進的な航空機三次元レーザースキャナーによる計測技術が初めて採用された。

 専門家によると、海の埋め立てや港湾、都市の開発に伴い、中国の海岸帯では自然海岸が近年減少する一方、人工岸が増えつつあることが今回の調査で分かった。また港湾の建設や油ガスの開発、水産養殖、海浜リゾートなど、海岸線の利用も多様化、複雑化しており、中国の海岸帯は三次元の立体的な開発状態にあるという。このほか、海洋島の開発・利用は、無秩序・粗放型の開発や、海の埋め立て、浚渫(しゅんせつ)、島の爆破など開発行為による海洋島の減少などといった問題を抱えており、状況は年々悪化しつつあることも調査で明らかになった。(編集YT)

 「人民網日本語版」2011年2月23日

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