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SCB銀、輸出は中国経済最大のけん引役ではない

 輸出依存型の経済発展モデルの転換が叫ばれて久しい。しかし、2010年、中国の輸出額は大幅に伸び、中国が金融危機以前とかわらず依然として輸出に依存していることが明らかとなった。

 政府や学術界は通常、実質GDP成長率に占める輸出の割合から、中国の輸出に対する依存度を測っている。この計算でいくと、輸出の割合は、1990年の時点ですでに約40%から、2000年以降は60%近くにまで達している。

 スタンダード チャータード銀行(中国)の王志浩(Stephen Green)研究部長は2月22日に発表した報告の中で、輸出は中国、とりわけ中国の工業にとって非常に重要だと述べた。

 しかし、王志浩氏は「輸出が中国の経済成長の最大のけん引役となっている」という一般的な見方を否定した。

 2010年の中国の名目GDP成長率は18.7%、その内、輸出の貢献度は3ポイントだった。スタンダード チャータード銀行の試算によると、2011年、輸出の貢献度は2ポイント以下に減少するという。

 王志浩氏は、輸出製品の付加価値(大量の輸入原材料や部品を含む)は通常中国大陸で生み出されるのではなく、日本や台湾、アメリカ、その他の国で生み出されていると指摘した。

 中国経済における輸出の地位に関して、学者の間ではこれまでずっと議論が交わされてきた。マッキンゼーアンドカンパニーはこのほど発表した研究報告「A truer picture of China’s export machine(2010)」の中で、加工貿易が中国の貿易全体に占める割合が大きいということを踏まえれば、中国経済の輸出に対する依存度は、人々が思っているほど深刻ではないとの見方を示した。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年2月25日

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