2011年3月10日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:13:34 Mar 10 2011

中国最大の課題は「みんなで豊かになる」こと

「エコノミスト」誌は、2010年に中国各省・自治区・直轄市(台湾地区を除く)が発表した経済データに基づいて一人当たり平均GDPの地図を作製し、平均GDPが各省区市とほぼ同水準の国の名称を記した。かっこ内は当該の省区市の名称。

 英「エコノミスト」誌のサイトがこのほど、中国各地の2010年の経済状況を分析する図を発表した。それによると、北京市の一人当たり国内総生産(GDP)はスロバキアの水準に迫り、広西チワン族自治区はスワジランドの水準に相当するという。ネット上に広く流れたこのGDP地図は、第11期全国人民代表大会第4回会議に参加した各界代表たちの間で、関心と議論を呼び起こしている。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

 貴州省は中国で最も貧困人口が多く、貧困レベルも最も深刻な省だが、このGDP地図ではインドに相当するとされている。

 全国人民代表大会(全人代)の代表を務める同省六枝特区民政局の羅濤副局長は「貴州の2010年の一人当たりGDPは1820ドルで、全国最下位だった」と話す。羅氏は地方政府の公務員だが、2008年に全人代の代表に選ばれて両会(全人代と全国政治協商会議)に参加するまで、北京を訪れたことがなかった。羅氏が10年以上勤務した六枝特区牛場郷では、いまだに商店もない村が多く、村民は買い物するために数時間かけて山道を歩き、町まで出かけなければならないという。

 だが経済規模をみれば、中国はすでに世界の多くの国をはるか後ろに押しやり、2010年には日本を抜いて、世界2位に経済体となった。

 全人代代表を務める中国社会科学院(社会科学アカデミー)マルクス主義研究院の程恩富院長は「中国には13億人の人口がある。これが中国が責任を取らなければならない最大のものであり、また世界に対してできる最も大きな貢献である。どのような資源や発展の成果も、13億という分母を除いたならば、非常に限定的なものになるからだ。これは中国の前に横たわる最大の課題の一つだといえる」と話す。

[1] [2] [3]

関連記事
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古