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中国は化粧品消費大国 ロレアルの3番目の市場に

 最新の業界データによると、世界の化粧品市場は現在、大きな変革期を迎えており、新興市場の占めるシェアが53%に達したという。このほど年度報告を発表したフランスのロレアルグループは、今後数年以内に世界で新たに10億人の消費者を獲得する計画を立てているという。「国際金融報」が伝えた。

 注目すべき点は、ロレアルの中国法人が2010年に10億ユーロ(約110億円)の売上高を達成し、ロレアルにとって中国が世界で3番目の市場に飛躍したということだ。またこの年、ロレアル中国は10年連続での2けた成長を達成した。

 ロレアル中国のパオロ・ガスパリーニ総裁の説明によると、ロレアル中国の昨年の中国市場での売上高は90億8500万元(約10億1300万ユーロ)に上り、前年比11.1%増加して、中国化粧品市場の平均増加率の8%を上回った。これは主に男性用化粧品、メークアップ製品、スキンケア製品が急速に伸びたためで、中国は米国とフランスに次ぐロレアルの世界3位の市場に成長した。

 またロレアル中国のアレクシス・ペラキス-ヴァラト最高経営責任者(CEO)によると、高度成長を引き続き維持するために、メークアップ製品と男性用化粧品を今年の戦略的重点とし、より多くのハイエンド製品を三線市場や四線市場に投入したい考えだという。

 ロレアルが中国の消費者を対象に行った調査によると、スキンケア製品の使用量は一線都市では一人当たり年平均3.6本、三線都市では同1.1本、四線・五線都市では同0.4本となっている。ヘアケア製品の使用量は一線都市が同3.4本、三線都市が同1.2本、四線・五線都市が0.6本だ。ここから、ロレアルが高度成長を維持するには、三線・四線都市を攻略する必要があることがわかる。

 これまでの戦略と異なるのは、三線・四線都市では傘下のパリロレアルだけでなく、メイベリン、ガルニエ、メンソレータムといった大衆ブランドが次々に市場に食い込んでいるということだ。ペラキス-ヴァラトCEOは、今年はハイエンド化粧品を三線・四線都市により多く投入することを考えるとした上で、グループ企業のランコムが東莞市(広東省)、洛陽市(河南省)、蘭州(甘粛省)、宜昌市(湖北省)などに進出して、予想外の好調な売り上げを達成していることに触れて、「今年はより多くの三線・四線都市でランコム製品が買えるようになるだろう」と述べた。(編集KS)

 「人民網日本語版」2011年3月17日

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