2011年3月28日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:12:44 Mar 28 2011

震災の影響で自動車塗料用顔料が不足 一部車種で受注中止も

 【特集】東日本大震災

 世界の各自動車メーカーは25日、日本製の自動車塗料用顔料・シラリック(Xirallic)の不足により、関連する車体カラーの車種生産が影響を受けていることを明らかにした。

 シラリックは自動車の光沢を高めることができる自動車塗料用の顔料で、現在ドイツ医薬・特殊化学品大手メルクが福島県いわき市に構える小名浜工場だけで生産されており、世界各地の自動車メーカーに供給されている。しかし、同工場は現在、日本の地震・津波及び放射性物質漏えいの影響で生産停止となっており、生産再開のめども立っていない。

 米クライスラーは同日、ディーラー各社に向けた通知の中で、黒と赤を基調とした車体カラーなど計10色の受注を制限することを明らかにした。同社の広報担当者によると、購入制限は「予防措置」であり、生産に影響はないという。

 米フォード・モーターも黒などの各車体カラーの受注を中止することを発表した。同社の広報担当者は、「代替製品を探すほか、メルク社との話し合いを通じ、代わりの供給業者を探す取り組みも進めている」と明らかにした。

 トヨタも自動車の生産にシラリックを使用しているが、現在受注制限はしていないという。トヨタはこれまでに国内の12カ所の組立工場を操業停止としているほか、北米の一部の工場でも生産を縮小している。(編集SN)

 「人民網日本語版」2011年3月28日

関連記事
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古