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米投資家ロジャーズ氏「豊かになりたいなら農民に」

 年齢70に近い米国の有名投資家ジム・ロジャーズ氏は、「投資の大師匠」とあがめ奉られることもあれば、「ペテン師」と呼ばれることもある人物だが、本人にとってそんなことは重要ではない。最近、ロジャーズ氏は自身が好む中国を再び訪れ、あるチャリティパーティへの出席に先立って行われたメディア披露会で、「豊かになりたければ、急いで農民になりなさい」と発言して、出席者たちをびっくりさせた。ロジャーズ氏がこのように発言した理由は、インフレは必然的に長期化する情勢であり、食品価格も今後上昇を続けることが予想されるからだという。ロジャーズ氏は、現在、多くの国にインフレ情勢が出現していると注意を促す。「中国青年報」が伝えた。

 ロジャーズ氏によると、過去30年間、世界の農業は一般的に不況であり、農民は苦しみあがいて、やっと糊口をしのげるだけだった。今後30年間は、農産品価格が継続的に上昇して、農民の所得情況が大幅に改善される見込みという。実際、ロジャーズ氏は一貫して中国で自然資源と農産品に投資するよう主張してきた。

 目下の世界情勢について、ロジャーズ氏は次のような独特の見方を示した。中国人は常に「陰陽」に言及し、物事にはみな対立した面があるとして、災難があればチャンスもあるとする。このたびの東日本大震災による原子力発電所の危機が、世界規模での原子力エネルギーに対する懐疑の念を引き起こし、このため天然ガス価格と原油価格が今後上昇することが予想される。日本は被災地の再建に向けて、中国から銅、鉄鋼、セメントなどの材料を輸入する可能性がある。投資家にただちに鉄鋼やセメントを買えと提起しているわけではないが、これらは投資の方向性になる可能性があるとみられる。

 自ら「中国通」と称するロジャーズ氏は、自身は中国に対して友好的であるとして、「(中国は)世界で最も投資チャンスが多いが、最もよいチャンスは人民元にある」と述べた。また記者に対し、「くれぐれも人民元を米ドルに両替してはならない。交換したいなら、私のところにたくさんある米ドルをあなたの人民元と交換してあげよう」と冗談を飛ばした。

 ロジャーズ氏は中国株式市場の情勢について述べた際、これまで中国の株式を投げ売りしたことは一度もないとし、「私が購入したすべての中国株はなお口座にあり、これらすべてを子どもに残す準備すらしている」と述べた。ロジャーズ氏によると、中国の株式市場がA株、B株、H株などさまざまな種類の株式に分かれているのにはそれぞれの歴史的経緯があるが、市場の発展に伴って、いずれは一種類の株式だけになる日が来る見込みだ。現在の価格が低い株と高い株とが将来は同じくらいの価格になる可能性があり、「その時に私の子どもはかなりの金を稼ぐことになるだろう」という。(編集KS)

 「人民網日本語版」2011年3月28日

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