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中国が世界を買い占める?

 フランス南部の都市・トゥールーズで3月26日、乾隆帝の玉璽(印章)と清代の宮廷画「乾隆皇帝大閲図」第4巻「行陣」がオークションにかけられ、どちらも匿名の中国人により落札された。フランスメディアの報道によると、乾隆帝の玉璽は1240万ユーロで落札され、印章類のオークションでは世界記録を更新した。「行陣」はさらに高額の2205万ユーロで落札され、フランスにおけるアジア芸術品落札価格の最高記録を打ち立てた。中国青年報が伝えた。

 このように、中国人が大金をなげうったというニュースは近年珍しくない。さらに、中国の対外投資規模も拡大しつつあることから、一部の海外メディアは「中国が世界を買い占める」とまで報道している。英BBCが伝えたところによると、27カ国の計2万8千人に対して行われた調査により、各国の人々の間で中国の経済的実力に対する心配がますます増加していることがわかった。特に中国の重要な貿易パートナー国では心配する声が多く聞かれ、豊かな国ほど顕著だった。

 ▽「チャイナ・ドリーム」と「中国人の好み」

 世界最大の自動車市場、世界最大のエネルギー消費国、世界一の輸出国、世界一の製造大国??。中国経済は長年をかけて、さまざまな一里塚を一つ一つ打ち立ててきた。これに対し、西側諸国の人々は愛と憎しみが入り交じった感情を持っている。しかし、彼らも中国の台頭を心配する一方で、中国人がますます豊かになれば、巨額の流動資本と投資が生まれるであろうことを知っているのだ。

 中国人にはなじみの深い米シカゴ市のリチャード・M・デイリー市長はこの資本に対して早くから期待を示している。デイリー市長は今年3月18日から30日にかけ、北京、天津、杭州、重慶、香港の5大都市を歴訪し、中国企業を招致した。

 シカゴの市長を22年間に渡って務め続けたデイリー市長は、今年5月に退任する。彼は、シカゴ市とオヘア国際空港を結ぶ高速鉄道を建設するという夢を抱き続けてきたが、シカゴ市政府の現状により、この夢が実現することはなかった。シカゴ市は経済が低迷し、市の財政も危機的状況に陥っている。

 「私の夢は中国にあります」。中国への出発前、デイリー市長は現地メディアに向けてこう宣言した。彼はシカゴ市の企業や商工業分野の団体代表者を連れ、中国企業を招致し、シカゴ市に新たなチャンスをもたらそうと考え、米国メディアもこの歴訪を「チャイナドリームを追いかけるシカゴ市長」と伝えた。3月23日、北京から天津を訪れた市長は京津高速鉄道に乗車した。天津でのわずか7時間の訪問を終え、天津市「名誉市民」の称号を受けた市長は、うれしそうに「最も深く印象に残ったのは高速鉄道だった」と明らかにした。

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