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「中国がインフレを輸出」は荒唐無稽

 国家統計局がこのほど発表したデータによると、今年第1四半期(1-3月)の消費者物価指数は前年同期比5.0%上昇した。この数字が国内はもとより海外でも注目を集めている。一部の西側メディアには、中国のインフレ圧力が西側にも波及して、西側により大きな圧力を加えていると報じるところさえある。「人民日報」海外版が伝えた。

 こうした見方について、工業情報化部の朱宏任・総工程師は20日の記者会見で、ちょうど国際市場における大口商品の価格上昇の影響が中国に波及し、中国の物価安定にとって厳しい挑戦をつきつけたためだと明確に述べ、中国がインフレを輸出するというのは荒唐無稽な話だと言い切った。

 ▽中国は輸入型インフレの被害者

 朱総工程師の分析によると、経済グローバル化を背景として、世界経済はいずれも相互に関連しあい影響しあうようになった。中国経済の発展プロセスは中国が本来備えていた優位点が十分に発揮されるプロセスでもあり、中でも重要な優位点は、中国には優れた素質を備え、相対的にコストが低い労働力群が存在するということだ。その一方で、中国の資源やエネルギーは相対的に不足しており、エネルギー・資源の一人当たり占有量は世界的にみて低い。こうして発展のプロセスの中で、中国は労働力コストの低さという優位点を十分に発揮しつつ、海外から輸入した多くのエネルギー・資源を消費してきた。

 また朱総工程師によると、最近、一部の主要先進国が国際金融危機から脱する過程の中で、量的金融緩和政策を実施し、このため国際市場におけるエネルギー、原材料、穀物などの大口商品の価格が急騰した。こうした輸入型物価上昇の圧力は、中国の工業が安定的で急速な発展を維持する上で新たな困難をもたらしただけでなく、中国国内のインフレにとっても新たな圧力を形成することになった。

 関連のデータによれば、今年第1四半期の主要大口商品の価格上昇により、鉄鉱石の平均輸入価格は59.5%上昇して1トン当たり156.5ドルとなり、大豆の平均輸入価格は25.7%上昇して1トン当たり573.9ドルとなった。

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