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米メディア 飲酒文化が中国経済における意義

 米『ニューヨークタイムズ』紙4月23日の記事:ビールとその中国経済における意義

 1961年の時点で年平均1/3瓶だった中国成人のビール消費量は、1991年には1瓶に上昇したが、それでもその他117カ国より低い数字だった。

 2007年には、中国人一人当たりのビール年間消費量はほぼ6瓶となり、この数字は、チェコ共和国等(成人の年間平均消費量は24瓶)よりは低いものの、中国は世界最大のビール市場となった。

 もちろん、これはすべての消費財に当てはまることだ。しかし、ビールの面白いところは、それがあまり持続しないということである。ベルギー人はビールを好む。そのベルギー人経済学者2名の研究論文では次の点が指摘されている。人々のビールの消費量は、収入の増加とともに増え続けるが、年収入が2.2万ドルを超えると、状況は変化し、その消費量は減少し始めるという。

 ロイター通信ブロガーのフェリックス・サルモン氏(Felix Salmon)の推薦する論文によれば、人々の収入が増え、より重い責任を負うようになるにつれ、だんだん酒を飲む機会は少なくなり、結果として飲む酒自体が高級になっていく、つまりワインを多く飲むようになるのだという。

 この論文では、飲酒方式は徐々に画一化すると指摘している。長きに渡ってヨーロッパで通用してきた、南はワイン、北はビールというような大げさな分け方は、もはや時代遅れなのである。論文を執筆したリスベート・コーレン氏(音訳)とジョン・スウェーネン氏(音訳)は、次のように書いている。「日増しに拡大する貿易的開放とグローバル化が、各国の飲酒方式を画一化させる。」ドイツ、ベルギー等では、ワインを飲む人が増え、逆にギリシャ、スペイン等では、ビールを飲む人が激増を見せている。

 サルモン氏によれば、これは、中国人も例に漏れずそのうちワインを飲み始めることを意味しているという。そして、ブラジル、ロシアなどの新興成長市場にもこれと同じ状況が出てくるだろう。しかし、インドは例外だ。なぜなら、インドの信仰宗教は、飲酒に否定的でビールやワインの消耗量も多くないからである。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年4月28日

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