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江蘇・浙江・安徽でオフシーズンの電力不足

 浙江、江蘇、安徽の各省でここ2カ月、電力供給制限措置が講じられている。専門家によると、今年は2004年に続く大々的な電力不足の年となる見通しという。石炭価格の上昇と電力網建設の遅れも、「電力不足」問題をますます深刻化している。

 ▼湖南省長沙市の市街区、全街路灯の明かり半減

 浙江省の電力不足はこの数年で最も深刻な状態に陥っている。省内の多くの企業が春以降、「三日通電、一日停電」や「毎週2日停電」などの電気使用量制限措置を受けている。

 また、長沙市の現在の電力不足情勢も極めて切迫している。同市は▽夏季のエアコン設定温度を26℃以上とする▽全街路灯の明かりを50%カット▽景観灯は全てスイッチオフ▽公共施設内のエレベータ、4階以下は停止--などの緊急節電措置を講じた。

 宝山鋼鉄によると、電力部門は同社上海生産基地に対し、6月から9月の電気使用ピークに一定の電気使用量措置を講じることを決定したという。

 ▼石炭価格の続騰で発電所の採算悪化

 最新統計データによると、環渤海地区の港湾における動力用石炭価格は8週連続で上昇、中国石炭市場の指標的存在である秦皇島港湾の動力用石炭価格は、2年半ぶりに再び最高値を更新した。上昇を続ける国内石炭価格によって、沿海部発電所の石炭燃焼発電ユニットの多くは、採算悪化という難局に直面している。

 現在の発電用石炭価格の下、江蘇省60万キロワット以下の石炭燃焼発電ユニットは採算面で苦境に陥り、江蘇省揚州第二発電所や華能金陵発電所でも同様の状況という。

 中国電力企業連合会関係者によると、浙江、江蘇、江西、湖南、重慶など各地では続々と、夏季ピーク到来を待たずして、オフシーズン電力不足の現象が起こる一方、内蒙古、甘粛、新疆の各地では電力の外部輸送上で問題に直面しているという。「東部の電力不足、西部の電力余剰」は、構造上の矛盾から発生した問題だ。

 ■ データ:4月の電力使用量、前年同期比11.2%

 国家能源(エネルギー)局がこのほど発表した統計データによると、4月の全市国電力使用量は、前年同期比11.2%増の3768億キロワット時だった。増加スピードは3月比2.2ポイント低下した。今年1?4月の全国電気使用量累計は1兆4675億キロワット、前年同期比12.4%増。(編集KM)

 「人民網日本語版」2011年5月17日

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