2011年5月19日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:10:19 May 19 2011

中国の「輸出補助金」に目をつけた欧米 相次ぐ反補助金措置

 欧米諸国は最近、中国製品に対する反補助金調査を相次いで実施している。反補助金措置が相次ぐ一方で、中国の輸出信用政策も「輸出補助金の提供」を理由に欧米からの非難を受けている。専門家は、「欧米は中国の輸出補助金にすでに目をつけている。中国の輸出補助金に対する非難は今年、貿易摩擦の焦点となる可能性がある。欧米はすでに、ポスト市場経済時期における対中貿易制裁に向けた準備を始めており、中国政府と企業は注目を高めるべきだ」との見方を示す。経済参考報が伝えた。

 ▽摩擦--相次ぐ欧米からの反補助金措置

 欧米はここ1カ月で、中国製品に対する反補助金調査を何度も実施している。欧州連合(EU)の欧州委員会はこのほど、中国産アート紙に対して高額の反ダンピング税と反補助金税とを徴収することを決定した。これはEUが中国製品に対して反補助金措置を発動させた初めてのケースとなった。

 米国の中国製品に対する反補助金調査もここ最近で激増している。米商務省は4月20日、中国が輸出するスチールホイールに対し、反ダンピング・反補助金調査を開始したことを発表したほか、中国産の亜鉛めっき鋼線にも反ダンピング・反補助金調査を実施することを明らかにした。さらに、中国機電製品輸出入商会の情報によると、5月11日、中国産のシームレススチールガスシリンダーについて、米国関連産業から米国際貿易委員会と商務省に反ダンピング・反補助金調査申請が提出された。商務省は31日に立件するか否かを決定するという。

 EUが初めて反補助金措置を発動させたこと、そして最近の貿易摩擦の動向には、中国商務部も高く注目している。商務部の姚堅報道官は17日の定例記者会見において、EUが中国産アート紙に対して実施した「反ダンピング・反補助金措置」について、「EUは中国市場化の過程を無視し、同一製品について二重措置をとり、国内産業を保護している」と発言し、高い注目を示した。さらに、「反ダンピング・反補助金条例によれば、これらの措置は企業が発動するべきだ。EUは各法律法規を遵守するべきであり、企業による発動という基礎があってこそ、次なる行動をとることができる」と述べた。

 業界関係者は、「EUが初めて中国に対する反補助金措置を発動させた。実のところこれは、経済的要素よりも政治的要素の方が大きく、実質的な意義よりも象徴的な意義の方が大きい。EUには政治主導という特徴がある。たとえ企業側に意向がなくても、政府は積極的な行動に出る。EUの対中貿易政策はすでに変わってしまった。悪い方向へと発展する兆候が何度も見られている。米国が中国製品に対して『反ダンピング・反補助金』調査を頻繁に行うのを見た彼らは、自分たちもこのやり方を踏襲してうまくやろうと思っている」と述べる。

[1] [2] [3]

  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古