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中国の電力不足は日本の数倍 経済発展の足かせに

 中国国内の電力不足問題は最近ますます深刻化している。発電用石炭の不足や電力の需給アンバランス激化などの難題に頭を抱える省は増える一方だ。国内外の世論もこの問題に大きな関心を示している。国内のインフレと国際エネルギー価格上昇というダブルパンチに見舞われた中国が、電力不足という難問を克服するには、どのような道があるのだろうか。 環球時報が報じた。

 浙江、湖南、重慶、貴州など省・市では今年3月以降、電力供給の切迫や発電用石炭備蓄の減少といった問題が起こっている。電力不足状態は今では南方の多くの省に及び、華東、華北、さらには西北地域の一部省にも押し寄せている。電気使用量がピークとなる夏季の到来を目前に控え、一部の省では、過去に類を見ないほどの深刻な電力不足に陥り、ますます状況が悪化すると予想される。中国電力企業連合会は17日、今回の電力不足について、2004年以来最大で、電力不足の範囲・度合いのいずれもが空前の規模と指摘。全国の電力不足量は少なく見積もっても、安徽省の発電総量の2倍、重慶市の3倍に相当する約3千万キロワットに達するとの見通しを示した。日本では現在、原発放射能漏れ事故によって電力不足に陥っているが、それでも不足量は1千万-1500万キロワットにとどまっているという。

 石炭価格の高騰は、今回の電力不足の主因の一つと見られている。国内エネルギー需要が拡大し続けていることから、国内石炭価格も上昇が続き、国際市場価格を上回り、価格逆転現象が起こる場合さえある。18日付米ウォール・ストリート・ジャーナル紙では、ますます激しくなる長江流域の干害によって、水力発電能力が落ち込み、さらなる電力不足を招く結果となったと報じている。国家電網公司関係の専門家は、「水力発電能力が干害被害によってダメージを受けた場合、中国の夏季の電力不足は、4千キロワットを上回る恐れがある」と指摘した。

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