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中国の衛星測位システム産業は飛躍期へ

「北斗導航衛星」のシステムネットワークのイメージ模型。

 中国衛星測位システム管理弁公室の冉承其主任はこのほど開催された第2回中国衛星測位学術年次総会で、関連技術の応用が成熟すれば、中国の衛星測位システム産業は飛躍期に入り、2020年の産業規模は4千億元に達するとの見込みを示し、「衛星測位システムは国の七大戦略的新産業に組み込まれており、衛星測位システム応用産業は千載一遇の絶好のチャンスを迎えつつある」と述べた。「人民日報」海外版が伝えた。

 ▽2020年の生産額は4千億元

 冉主任は「実際のところ、4千億元は比較的慎重な見積もりであり、年平均15%から20%の成長率で計算したものだ。だがここ数年の中国の衛星測位システム産業の成長率は30%から50%に達している。世界的にみると、2020年には衛星測位システム産業の生産額は4千億ドルから5千億ドルに達するとみられる」と話す。

 中国の衛星測位システム産業は02年にスタートし、03年の市場規模は40億元に満たなかった。ここ数年は国の重要プロジェクト「衛星測位システム応用産業化プロジェクト」の実施により、消費市場のすそ野が大きく広がり、全国の衛星測位システム応用市場の規模は2年で倍増というハイペースで拡大している。現在の市場規模は500億元を上回り、年間複合成長率は50%を超えた。

 11年4月、中国は8基目となる測位衛星「北斗導航衛星」の打ち上げに成功し、同衛星の測位システムはネットワーク構築計画と応用普及に向けて重要な一歩を踏み出し、中国は米国とロシアに次ぎ、世界で3番目に独自の衛星測位システムを持つ国となった。三段階の発展戦略に基づき、同衛星の測位システムは12年頃にアジア・太平洋地域をサービスのカバー範囲とし、20年頃には約30基の衛星、地上の設備、末端の利用者からなる、世界全体をカバーする大規模な宇宙航空システムに発展するとみられる。

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