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中国のぜいたく品消費(1)低年齢化の傾向

 このほど発表された「世界ぜいたく品協会(WLA)2010-2011年度公式報告書」によると、2010年末現在、大陸部ぜいたく品市場の消費総額は107億ドルに達して、09年の94億ドルから増加した。中国は消費の伸びが世界で最も急速なぜいたく品市場であり、12年には米国を抜いて消費額世界一に躍り出ることが予測される。世界のぜいたく品メーカーにとって、中国は毎年2けたで売上が増加する市場というだけでなく、未来を象徴する市場だといえる。「人民日報」海外版が伝えた。

 年初以来、国際証券大手やコンサルティング大手がぜいたく品に関する報告書を相次いで発表し、今後10年間の中国の消費者のぜいたく品ニーズを高らかに歌い上げた。だが全体としてみると、中国はまだぜいたく品消費の初級段階にとどまっており、伝統的な消費市場である欧米とは数多くの点で異なっている。

 消費者の構成をみると、中国のぜいたく品消費者には低年齢化の傾向が顕著だ。45歳未満が73%に上り、18-34歳が45%を占める。18-34の層は日本では37%、英国では28%だ。消費ルートをみると、各ブランドが中国市場とその他の市場との価格差縮小に努力しているものの、海外でのぜいたく品消費の割合がなお56%に上る。海外での購入を決めた理由としては、価格が安いこと、品揃えが豊富なことが二大要因として挙げられる。消費心理をみると、中国の消費者の多くは身分を誇示するための「見せびらかし消費」の段階にとどまっている。復旦大学心理研究センターの孫時進主任(教授)によると、中国経済は飛躍を遂げたばかりで、社会は大衆消費の時代に入った。商品経済の発展や国民の購買力上昇に伴い、人々が物質を追求して浮ついた状態になるのはやむを得ないことだ。社会のモデル転換期に出現する「見せびらかし消費」は、社会の発展における必然的なプロセスであり、社会はこれを寛容に見守るとともに、正しい方向へ誘導しなければならない。(編集KS)

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 「人民網日本語版」2011年6月2日

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