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京滬高速鉄道 乗り換え24駅設置の意図は? (2)

 第二に、京滬高速鉄道は江蘇省内に全駅の約3分の1にあたる8駅を設置する。安徽省には4駅が設置され、両省を合わせると全駅の半数を占めることになる。こうした駅の配置から、長江デルタとの連携が意図されていることは明らかだ。

 現在、長江デルタ地域は中国で最も経済発展の活力に富んだ地域であり、同高速鉄道の開通は、同地域の市場開拓、経済要素の流動の加速、地域間の「経済的距離」の短縮などにとって、いずれも好材料だといえる。

 第三に、京滬高速鉄道が山東省に6駅を設置することにも深い意味がある。北京交通大学の紀嘉倫教授によると、山東省はこれまで長江デルタ地域と北京・天津・河北省一帯の二大経済圏に挟まれた「くぼ地」だったが、同高速鉄道の開通により北京・上海という「竜の頭」に連なる「竜の体」になることが予想される。山東省が「くぼ地」から「高地」に変われば、物流、人の流れ、資金の流れの加速、川上エリアの産業移転の受け入れ、現地の観光産業の振興などいずれにとってもプラスになる。同高速鉄道の沿線経済にみられる「ダンベル式」の局面もまた、新たな動きに伴って変わることが予想される。

 京滬高速鉄道について、メディアは「風のように早い」と形容する。沿線の24駅はいずれも高速鉄道時代の「通行証」を手に入れた。高速鉄道の車輪に乗って風のように疾走する都市たちは、より大きなエネルギーとより十分な気力をもって、都市発展の「スピードと情熱」を体現することになるとみられる。(編集KS)

 「人民網日本語版」2011年6月21日

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