ドイツへの観光客数、中国がアジア最多に
ドイツ連邦共和国在上海総領事館のゼイ悟峰総領事は11日、ドイツを訪れる観光客数のうち、中国人観光客数がアジア最多となったことを明らかにした。中国新聞網が報じた。
同領事館のビザ申請所は同日、新住所に移転した。ゼイ悟峰氏によると、同領事館へのビザ申請数は、2005年より増加を続けているという。面積の広い新住所に移転後、ビザ申請所は16の窓口を設けて、より良いサービスを提供していく。
ゼイ悟峰氏はこれらの情勢から、同領事館が今年受理するビザ申請数は約9万件に上ると予想している。同氏はまた、同領事館のビザ申請所は2010年、ドイツ大使館・領事館のビザ申請所としては世界4位の規模となったと明かした。
同領事館のトウ秉潔領事は、「ドイツ旅行に対する中国人観光客の関心は高まりつつある。中国人観光客による、2011年1〜4月のドイツでの宿泊予約数は、前年同期比18%増となった」と語った。上海市・浙江省・江蘇省・安徽省の住民の、2011年上半期のドイツビザ申請数は、昨年同期比で20%以上増加した。
ドイツを目的地とする中国人観光客が日増しに増加している他に、上海市および長江デルタに常住するドイツ人数も増加を続けている。統計によると、上海市に常住するドイツ人は8000人に達し、長江デルタに常住するドイツ人は1万人を上回る。ドイツ連邦共和国在上海総領事館は管轄区に居住するドイツ人に対して、パスポートの手続きや新生児の各種手続き等、さまざまなサービスを提供している。(編集YF)
「人民網日本語版」2011年7月13日