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人民網日本株式会社事業案内  更新時間:14:35 Jul 13 2011

中国の伝統備えた日系企業を前に中国は冷や汗 山東

 「新京報」の12日付報道によると、日系のある企業が山東省煙台市の県級市・莱陽市で1500ムー(約100ヘクタール)ほどの土地を借りて、農産物の栽培や酪農を行っている。農薬を使わず、化学肥料も使わず、除草をしないこともあり、収穫量は周辺の農地の半分にも満たない上、赤字が長期間続いており、現地の農民の笑い者になっているという。「揚子晩報」が伝えた。>>5年間赤字続くも循環型農業に挑む日系企業 山東

 この企業は山東朝日緑源農業高新技術有限公司で、設立からずっと赤字のままだという。化学肥料を使えば収穫が上がるのは明らかだ。雑草を抜けば収穫が増えるのは明らかだ。だが同公司はそうしない。現地の農民の目からみると、同公司が笑い者になるのは当たり前のことだという。

 しかし別の角度からみると、同公司が愚か者ではないことがわかる。同公司のやり方には同公司なりの道理があるのだ。同公司の前島啓二副総経理(副社長)の「日本には昔から、作物を植えるにはまず土作りをし、土作りを行うにはまず人作りをする、という教訓がある。最も重視するのは土壌の質だ。莱陽市の土地は肥沃だが、化学肥料や農薬をたくさん使ったために土地が退化しており、そこで初めの数年間は土壌の回復に大きな力を注ぐことにしたのだ」との発言には、一定の道理があるといえる。

 われわれが真っ先に気づくべき点は、中国食品産業は安全問題で損なわれており、未来の食品市場は空白であることを同公司が見据えているという点だ。同公司の現在のやり方は大きな賭けであり、次に大きな手を打ってくることは間違いない。よって同公司を笑っている場合ではない。

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