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人民網日本株式会社事業案内  更新時間:16:42 Jul 13 2011

日本被災地の中小企業復興、中国市場進出に期待の声

 秋田県の藤木伝四郎商店の藤木浩一社長は12日、「中国に来るのは初めてです。以前ならば、当社のような中小企業にとって、中国進出は考えられないことでした」と中国新聞社の記者に語った。同氏は中国で代理商を見つけることを希望しており、計画の第一ステップとして、上海市場への進出を検討中だ。中国新聞網が報じた。

 「日本精品アジア展示会」が同日に上海で開催され、日本で人気の高い生活用品企業100社が集った。うち18社は東日本大震災の被災地である東北地方の中小企業であった。これらの企業は日本貿易振興機構(ジェトロ)の支援を受け、中国市場に初めて足を踏み入れた。

 チーズケーキの形をした折りたたみ可能な布製バッグ、左利き専用のステンレス製のしゃもじなど、一風変わった商品が展示された。またジェトロは淘宝商城(タオバオモール)を通じ「グッド・グッズ・ジャパン」と呼ばれる小売店舗を特設した。ジェトロは中国市場からの反響を調査するため、同ルートを通じて定期的に顧客数の移り変わりをチェックする。

 ジェトロの関係者は、「同展示会は震災後の日本企業に対して、中国市場進出に向けたショールームを提供した。また中国企業と消費者は、日本の優れた製品やこだわりを追求する文化を肌で感じることができる。これにより日中両国の貿易および投資による成果が、確固たるものになる」と語った。

 特設された「日本東北6県震災復興支援」展示エリアは、活況を呈していた。入口には中国語の説明が書かれた看板が立てられ、ここを通りがかった中国人消費者は思わず足をとめていた。

 上述した18社は、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県の企業。藤木伝四郎商店のブースでは、製品カタログがあっという間になくなった。同社は桜皮細工のお盆、茶具、灯筒等の工芸品を生産している。小規模生産とは言え、精巧な技術に定評がある。

 藤木社長は「秋田県は被災地の中心から離れているため、放射能汚染の影響はありません。当社の生産に遅れは出ておらず、製品の安全も約束できます」と語った。ここからも、同氏の中国進出への希望と期待がうかがえる。(編集YF)

 「人民網日本語版」2011年7月13日

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