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中国の経済パワーはなお強靱 GDP成長率9.6% (2)

 ▽非食品価格指数の上昇幅が引き続き縮小 物価の安定維持に5つのプラス条件

 上半期に消費者物価指数(CPI)は前年同期比5.4%上昇した。6月には記録を更新し、前年同月比6.4%上昇したことについて、盛報道官は次のように分析し、説明する。6月のCPI上昇率は前月を0.9%上回った。うち残存効果による部分が3.7%で前月を0.5%上回り、新たな価格上昇要因による部分が前月を0.4%上回った。このため6月は物価上昇幅が大きく、これは残存効果の影響や食品価格の上昇幅が大きかったことが主な原因だ。前月との比較では、新たな価格上昇要因の主なものは引き続き食品価格の上昇であり、特にブタ肉価格は上昇幅が最も大きかった。6月のブタ肉価格は前月比11.4%上昇し、これがCPIに影響を与え、前月比指数を0.36%引き上げた。

 6月にはCPI指数が過去最高を更新したが、盛報道官の分析によれば、非食品価格指数の上昇幅が引き続き縮小していることが非常に積極的な変化だという。CPIを構成する8要素のうち、食品類を除く7要素は、3月、4月、5月に前月比指数がいずれも上昇したが、6月には7要素のうち3つが低下し、3つが上昇し、1つが前月の水準を維持した。非食品価格指数の前月比上昇幅は前月の水準をほぼ維持した。盛報道官は「こうした状況は観察に値する。これが趨勢となれば、後期の物価情勢に重大な影響をもたらすことになり、前期の物価調整政策が積極的な効果を上げつつあることを説明することにもなる」と話す。

 盛報道官は物価の安定維持に向けたプラス条件についても分析した。第一に、今年は夏収穫の穀物が引き続き豊作で、史上2番目に収量の多い年であり、このことがインフレ観測の引き下げにプラスに働く。第二に、現在ほとんどの工業製品は供給過剰の局面が変化しておらず、当面の経済成長ペースが適度に鈍化することは、価格上昇に向かう需要圧力の軽減にプラスになる。第三に、6月には国際市場における大口商品価格が一定の低下を示し、これが輸入型の強いインフレ圧力を軽減するのにプラスになる。生産者物価指数(PPI)と工業製品の買付価格の前期比指数はすでに2カ月連続で低下している。第四に、前期の安定した通貨政策の積極的な作用が、特に流動性の持続的な引き締めによる積極的な作用が現れ始めている。第五に、残存効果が下半期には月を追って薄れていくとみられる。

 盛報道官は「プラス条件が現実のものになるにはまだ一定の時間がかかる。われわれは引き続き物価の安定をマクロ調整のトップに据え、政策の貫徹と実施に力を入れる必要がある。物価の高水準での動きは低所得層の生活に確実に大きな圧力を与える。よってこの方面では中央政府の要求を踏まえて、物価を抑制すると同時に、低所得層への補助金も拡大しなければならない」と話す。(編集KS)

 「人民網日本語版」2011年7月14日

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