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京滬高速鉄道、安全性の高さを分析

 高速鉄道の速度アップと同時に、サービス品質、安全レベル、管理制度も改善する必要がある。しかし世界のいかなる国家の高速鉄道にとっても、緊急トラブル時の対応は重要課題であるため、長い道のりを歩むことになるだろう。

 京滬高速鉄道は10日、落雷による電気系統の故障により、19本の列車に遅延が生じた。12日にも電気系統の故障が発生し、北京行の11本の列車に遅延が生じた。事故の発生により、中国高速鉄道技術および中国鉄道部の緊急トラブル対応法について、社会の注目が集まっている。

 ある専門家は今回の故障について、「全長世界一の中国高速鉄道にとって、速度アップのみでは不十分だ。サービス品質、安全レベル、管理制度の同時改善により、中国高速鉄道は初めて世界の模範と成りうる」と指摘した。また高速鉄道への多額の投資は、国民の税負担によるものだ。安全性、快適性、利便性を乗客に体感してもらい、速度から快適に目を向けることが、焦眉の急となっている。

 一方、2度の電気系統の故障を、「高速鉄道事故」と見なさない専門家もいる。高速鉄道の技術研究に詳しい拓殖大学の王曙光教授は、「運転中の落雷は、どの国でも避けられないことだ。これは事故ではなく、突発的な自然現象だ」と指摘した。「落雷による高圧電流は、人間の力でコントロールできるものではない。乗客と車両の安全を確保するため、落雷後に最短時間で電源を自動的に落とす必要がある。日本の新幹線にも同様の状況が生じた場合、必要とされる時間はより長めとなるかもしれない。車両と線路に徹底的な検査・修理を行うためには、2時間が必要とされる。乗客の安全確保はサービスの中心であり、今回の停電はむしろ中国高速鉄道が安全性を重視していることを裏付けた」。

 中国高速鉄道のみならず、海外の高速鉄道に緊急事故が生じた場合も、運転再開に向け迅速に対応すると同時に、行き届いたサービスを提供することは困難だ。日本東北地方の新幹線は2008年12月29日に悪天候の影響を受け、システムに故障が発生した。これにより当日運転を予定していた388本のうち112本が運休となり、その他の列車にも遅延が生じ(最長で4時間以上)、帰省ラッシュに影響した。>>京滬高速鉄道、技術レベルが日本の新幹線を上回る

 中国鉄道部運輸局は、「京滬高速鉄道の安全性は高く、故障が生じると列車は自動的に停車し、事故の発生を防ぐことができる。これにより遅延が生じるが、安全に影響することはない」と説明した。(編集YF)

 「人民網日本語版」2011年7月15日

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