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人民網日本株式会社事業案内  更新時間:14:23 Jul 18 2011

明治乳業、中国市場へ回帰 豪産粉ミルクを提供

 日本での口蹄疫蔓延による関連製品の輸入規制、および東日本大震災を経て、明治乳業の粉ミルク業務は中国市場への回帰に向け調整を行っている。先週土曜日(16日)、明治乳業は広州で、「本年度は、オーストラリアから直輸入した乳幼児用粉ミルクの販売を強化し、日本からの輸入分をカバーする」ことを発表した。外国産粉ミルクの相次ぐ値上げについて、明治乳業は本年度より発売する粉ミルクの値段は、昨年度とほぼ同様とした。広州日報が報じた。

 ◆供給体制の調整、豪工場と技術提携覚書を締結

 明治乳業の海外健康営業事業部の小丸部長は、さまざまな原因により過去一年間、中国大陸部で日本から輸入した乳製品を販売できなかったと述べた。同社の各業務を早急に回復させるため、生産と品質に対する再認証等を実施し、多くの時間を要したという。

 口蹄疫蔓延による輸入規制、および東日本大震災による放射能汚染により、明治乳業の他にも多くの日系乳製品企業(和光堂、グリコ等)も、中国人消費者の信頼を取り戻すため対策に追われている。

 小丸部長は、「中国市場の供給体制をようやく整えることができた。当社は輸入粉ミルクの生産地を、日本からオーストラリアに切り替えた。新製品の全てをオーストラリア現地の工場で生産し、消費者の不安を解消することができる」と語った。明治乳業は現在、オーストラリアの乳製品工場と技術提携覚書を締結しており、かつ現地の原材料の使用を開始した。生産基準に関しては、中国で2011年4月に発表された、粉ミルクの新国家基準に基づくこととなる。

 ◆中国大陸部で業務拡大

 明治乳業貿易(上海)有限公司広州分公司の木藤総経理は、生産拠点の「緊急移転」に当たるのではという疑問を否定し、オーストラリアでの研究開発と生産計画は前もって計画されていたものだとした。しかし同氏によると、口蹄疫による輸入規制を受け、中国大陸部の正規ルート上で販売されている日本製粉ミルクは、在庫が底をついているという。最新の計画に基づくと、オーストラリア産の0〜6ヶ月の乳幼児用粉ミルクの価格は209元、6〜12ヶ月の乳幼児用粉ミルクの価格は199元を予定しており、1年前の価格と比べて値上げはほぼ見られない。

 中国大陸部の消費者が香港から粉ミルクを購入していることについて、木藤総経理は「香港の日本語版製品は、原則的に日本市場のみに供給される。当社は日本語版製品の販売対象を日本人消費者のみにしぼっており、中国大陸部で販売される製品は中国人消費者を研究開発対象としているため、大陸部と香港の販売ルート上の衝突は存在しない」と説明した。

 明治乳業は本年度より中国大陸部市場での業務拡大を加速しており、これまでも30億円を投じ、蘇州に液体ミルク工場を設立すると宣言していた。(編集YF)

 「人民網日本語版」2011年7月18日

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