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<時評>レアアースを「レア」にするべき

 中国商務部はこのほど、「2011年度第2弾一般貿易レアアース輸出割当枠」を発表し、昨年度第2弾輸出割当枠の7976トンから、約97.3%増の計1万5738トンとなった。新華網が報じた。

 割当枠が約2倍に増加したことは、中国が環境保護、資源利用、持続的発展の維持に基づき、世界でのレアアース需給情勢を考慮した上で、積極的に努力した結果である。しかし米国およびEUの一部の官僚は、中国に対する偏見を持ち続けているらしく、中国からのレアアース供給量が不十分で、市場をないがしろにしているとした。

 これらの観点は一方的であり、確実な論拠に基づくものではなく、またWTOの公平の原則に反するものだ。

 レアアースは希土類元素を指し、現在でもこの名称が使用されている。人類は18世紀末に、通常ならば酸化物の状態で分離される元素を発見し、埋蔵量が少ないためレアアースと名づけた。レアアースはハイテク製品および軍事工業の主要原材料であり、「工業のビタミン」と呼ばれ、戦略的資源とされる。

 現在、中国のレアアース輸出量は世界一だが、これまで大きな利益を上げることはなかった。統計によると、1990年?2005年の間に、中国のレアアース輸出量は約10倍にまで膨れ上がったが、その価格は50%減となった。業界関係者は、「レアアースは、希土ではなく“希泥”の値がつけらている」(土を水で薄めると泥になることから)とため息をついた。

 レアアースの安売りにより、中国の長期的利益が損なわれた。中国のレアアース埋蔵量は世界の約30%のみだが、その輸出量は世界の80〜90%を占めている。中国のレアアース貯蓄量は15〜20年分のみで、その後は輸入に依存すると見られる。

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