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<時評>レアアースを「レア」にするべき (2)

 レアアースの秩序なき採掘により、深刻な環境破壊が生じている。レアアースの採掘には大量の化学薬品が必要であり、それゆえ排出された汚水の処理は高額となる。中国ではレアアースを1トン採掘するために、2000トンの汚染砂礫が残される計算だ。

 環境保護コストが割高で、かつ中国のレアアースが長期的に割安であることから、西側諸国は自国のレアアース採掘場を閉鎖し、中国の安価なレアアースを買いだめする現象が起きている。西側諸国は自国のレアアースに手をつけず、国際市場の需要に応じるため輸出することもない。その一方で西側諸国は中国を批判し圧力をかけ続け、環境を破壊し長期的な利益を損ねつつレアアースを安売りするよう、中国に対して要求しているのだ。

 事実上、中国のレアアース輸出量はここ数年間、国際市場の合理的な需要を満たしてきた。中国はレアアース輸出の制限を目的とするのではなく、国際市場の合理的な需要を満たすと同時に、自国の環境および資源を保護するという相互利益を目的としている。

 稀少価値の高い物には高額の値段が付けられる。レアアースの採掘および供給は、合理的で秩序あるものとし、かつ価値の法則を遵守するという原則を貫かなければならない。現在のレアアース問題は、中国の採掘と輸出にとって、一種の科学的管理、長期的発展のプロセスであり、世界市場の需給にとっては、合理性と相互利益を求めるプロセスだ。

 レアアースを「レア」なものとすることで、全人類の長期的利益に貢献することができるのだ。(編集YF)

 「人民網日本語版」2011年7月18日

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