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中国人が海外不動産を購入、世界不動産市場の需要をけん引

今年の北京春季不動産展示会。カナダ出身の8歳の女の子が、不動産業を手がける父を手伝いカタログを配布。

 中国人は、生活を落ち着けてから仕事に専念することを重んじる。十分な貯蓄があれば、自分に属する生活の場を築こうとするのだ。これは海外に移住する中国人にも当てはまる。カナダを例とすると、中国人移民が不動産を所有する比率は80%弱に達し、全ての人種のうち最高となった。

 リーマン・ショックの影響を受け、海外の各都市の不動産価格がここ数年間で下落する一方、中国移民の集まるエリアの不動産価格は反発している。昨年末より、米国ニューヨークの中華街およびフラッシング地区、カナダのバンクーバー、オーストラリアのシドニー等で不動産価格が上昇しており、シンガポール等東南アジアの不動産価格も続騰している。中国人が海外で不動産を購入する傾向が強まり、国際的な注目を集めている。

 ◆中国人が、海外不動産市場の重要顧客に

 リーマン・ショック後、米国の不動産市場は依然として危機を脱していない。ところが中国人を含む海外の顧客が、米国の各都市の不動産市場で主要顧客となっており、市場の安定を下支えしている。華人の居住区の不動産価格は反発しており、一部地区の不動産価格はリーマン・ショック以前の水準を上回るほどだ。ロサンゼルスの某デベロッパー総裁、米国の不動産事情を約10年間研究している喬慧存氏は、「南カリフォルニア、フロリダ等の不動産市場において、中国人投資家が最も注目を集めている」と語った。

 今年の5月末、カナダのニューウエストミンスターに位置するマンションの計153部屋が、2時間半で売り切れとなった。これは中国人投資家の参加を背景としている。同マンションは中国人向けの販売を後から思いついたそうだが、旺盛な需要を受け、中国人購入者が最終的に全体の40%を占めた。カナダの不動産関係者は、「中国大陸部からの購買力が重視されつつある。中国人はバンクーバーの住宅市場を後押しする原動力だ」と語った。

 欧米の先進国のみにとどまらず、東南アジアも中国人投資家の不動産購入先となっている。シンガポールの個人住宅の販売量は2010年通年で、リーマン・ショック以前の水準を上回り、価格が17.6%上昇した。シンガポールの不動産コンサルティング大手のDTZが先ほど発表した報告によると、シンガポールの個人住宅に占める外国人投資家の比率は、2011年第1四半期に16%に達し過去最高となった。中国人投資家の人数は初めてマレーシアを上回り、シンガポール本国の投資家を除く最大の購入者となった。

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