2011年7月28日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:10:55 Jul 28 2011

中国の対外投資、昨年初めて日本を上回る

 国連貿易開発会議(UNCTAD)は27日、2011年の世界投資報告書を北京で発表した。2010年度の世界における外国直接投資額(流入ベース)は全体的に上昇し、また中国の年間外国直接投資額と対外投資額は二桁の高成長率を維持するなど、順調な発展を伺わせた。中国新聞網が伝えた。

 報告書によると、2010年度の外国直接投資額は5%増の1兆2400億米ドル(約9672億円)に達したものの、金融危機以前の05-07年の平均に比べ15%マイナスだった。一方で、外国直接投資額は今年中に金融危機以前の水準まで回復し、2013年には2兆米ドルを記録する見通しも示した。

 経済の拡大によって、中国の外国直接投資額と対外投資額は大幅に上昇し、それぞれ11%、17%の伸び率となった。2010年度、中国の外国直接投資額は1057億米ドルまで上昇し、金融危機以前の水準にまで回復した。これは、中国の産業構造が全体的に改善された結果で、全国的な産業の段階的拡大と転換によって、将来的な投資の見通しも明るいとされている。国連貿易開発会議(UNCTAD)は報告書で、中国を将来2年間にわたる好投資国とした。

 また2010年、中国の対外直接投資額は初めて日本を超え、680億米ドルを記録。世界第5位となり、外資吸収額と対外投資比率は2対1に近づいた。しかし、中国の対外投資はその量が巨大であるにすぎず、質的にはまだ目覚ましい飛躍には至っていないという。2010年度までの中国対外直接投資総額は累計で3000億米ドルに届かず、発展途上国の中では低水準。多くのグローバル企業は一か所集中型と分散型の対外投資を続けており、世界的に一体化した生産システムと完璧な国際産業チェーンを有しているわけではない。

 報告書からは、欧米先進国企業の国際化に比べ、中国の対外投資のスタートの遅れが見て取れる。しかし対外投資の発展速度は国力の成長度合いに比例することから、潜在的に巨大市場を有していることは間違いない。(編集KO)

 「人民網日本語版」2011年7月28日

  評 論      プレスリリース配信
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古