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日産、中国でパワートレイン生産を強化

 日産自動車の中国合弁会社「東風汽車有限公司」(略称DFL)の中村公泰総裁は26日、北京で開かれた「2011-2015新中期経営計画発表会」で、パワートレイン生産の中国現地化を加速する方針を表明した。エンジン、トランスミッションなどパワートレインの生産工場を広州市(広東省)や鄭州市(河南省)などに相次いで新設し、今後2-3年をめどに完全な国産化を目指すという。中国国営の「新華社通信」(電子版)が報じた。

 日産自動車は中国市場における国産化率をさらに高めるため、既存の広州花都エンジン工場(=広州市花都区)の生産規模を拡大するほか、同区で2012年には無段変速機(CVT)エンジンとトランスミッションの生産工場を、2013年にはマニュアルトランスミッション(MT)の生産工場を新設する。さらに鄭州市でも、2013年をめどにエンジン工場を新設する計画という。

 中村総裁は「パワートレイン工場の新設と生産能力の拡大は、DFLの2015年の販売目標230万台を達成するための大きな基盤になる」とした。

 DFLがこのほど発表した「新中期経営計画」によると、同社は中国で今後5年間、総額500億元(約6100億円)を投資して新型車約30車種を投入し、年間販売台数を現在の100万台から230万台まで拡大させるとしている。

 2004年に建設された広州花都エンジン工場は現在、年間約50万台を生産している。しかし国産化率が高くないため、同社が生産している「NISSAN」ブランド車に採用されているエンジン、トランスミッションなどパワートレインは一部を日本から輸入している。そして今年3月、日本で東日本大震災発生後、輸入していた一部の部品供給が滞り、DFLは生産調整を余儀なくされていた。

 日産自動車と、東風汽車の子会社「東風汽車工業投資有限公司」が50%ずつ出資して設立した「東風汽車有限公司」は、中国最大の自動車合弁企業。トラック、大型乗用車、小型商用車、乗用車などの自動車全シリーズを揃えた中国初の自動車合弁企業でもある。これらの乗用車には「NISSAN」のブランド名が掲げられている。DFLは昨年、前年比30%増の130万5000台を販売し、100万台の目標を2年前倒しで達成した。(編集KN)

 「人民網日本語版」2011年7月29日

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