香港の人民元預金は5500億元 6月末現在
香港特別行政区の金融管理局はこのほど、香港の銀行システムにおける人民元建て預金が今年1-6月も前年に引き続いて急速に増加し、年初の3150億元から6月末は5500億元に増えたことを明らかにした。月平均増加額は400億元に迫ることになる。うち企業の預金は約2千億元増加して、6月末には3900億元を超え、人民元建て預金全体に占める割合は71%に達し、香港の人民元建て預金増加の主要な動力源となっている。
人民元建て預金の伸びが最も大きいのは海外企業の預金で、年初の290億元から6月末は690億元を超え、企業の人民元建て預金全体に占める割合は15.8%から17.6%に増加した。このことから、香港のオフショア人民元業務プラットフォームが、世界の企業にサービスを提供する力を絶えず強化していることがうかがえる。(編集KS)
「人民網日本語版」2011年8月1日