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中国の製造業、今後の課題についてジャック・ウェルチ氏が提言

 GMC(Global Manufacturer Certificate)、環球市場集団(Global Market)主催の「いかにメイド・イン・チャイナのモデルチェンジとアップグレードを推進し、国際的なイメージを高めるか」に関するシンポジウムにおいて、世界ナンバーワンのCEOと称されるジャック・ウェルチ氏は、「近年、メイド・イン・チャイナは中国の輸出増加にとって有利な要素となり、外資の誘致と内需拡大をけん引してきた。中国経済の飛躍に、メイド・イン・チャイナが今後も必要となってくる。しかし客観的に述べれば、競争が熾烈化する国際市場において、いかに企業の競争力を高め、製造業のモデルチェンジとアップグレードを実現するかも、重要な課題である」と語った。国際金融報が報じた。

 このほど、中国の高級家具会社ダヴィンチの産地偽装問題(外国産家具の一部を中国で生産していた)、広東省東カンで噂された「倒産ブーム」は、中国製造業が現在陥っている苦境を示した。メイド・イン・チャイナの安価なイメージをいかに変えていくか、メイド・イン・チャイナの内在的な品質をいかに高めるかが、中国企業の注目する課題となっている。国際金融報の記者はこのほど、ジャック・ウェルチ氏の意見を会場で耳にする機会を得た。

 環球市場集団の凌風CEOは、「中国の2010年の輸出総額は1兆6000億元(約19兆2000億円)となった。しかし世界の有名ブランドのうち、中国の製造メーカーの名前は見つからない。中国の多くの製造メーカーは、薄利経営を余儀なくされている」と直言した。

 この問題についてジャック・ウェルチ氏は、「大規模かつ優秀な企業を目指すならば、多元化発展を推進する必要がある。中国企業は国内経済環境と国際的な背景を結びつけ、市場での位置づけを見極めるべきだ。そこから品質改善に着手し、メイド・イン・チャイナの信用を高め、市場での発言権を握るべきだ。またブランドの中核価値を変えない前提のもと、製品のアップグレードと更新を推進し、販促を強化することで、消費者の購買意欲と需要を刺激するべきだ」と提案した。

 ジャック・ウェルチはまた、「製品の品質を保証した上で、企業はEコマースにより国際貿易の制限を乗り越えて、情報の選別と的確なマッチングを行い、最終的に国際市場で勝利を収めることができる。これらの条件を満たした上で、海外で一定量の中国ブランドを確立できれば、メイド・イン・ジャパンやメイド・イン・コリアとの開きを縮小できる。レノボやハイアールの他に、中国の世界的なブランドはあまり多くない。しかし今後5年間で、中国企業はグローバル市場で今まで以上の業績を収めるだろう。中国企業はこれにより、モデルチェンジに成功するだろう」と続けた。

 凌CEOは、「メイド・イン・チャイナはジレンマに陥っている。ベトナム等の製品が中国市場に進出し、中国の国際シェアを食い込んでいる。その一方で中国には国産高級ブランドが少なく、中国企業が海外で独自にブランドを確立するための資金・人材・経験が不足している」と指摘した。この問題について弁論会の参加者は、中国製造メーカーは集団的ブランドを共同で確立することを提案した。ジャック・ウェルチ氏は、「GMCの集団的ブランドは、独テュフ・ラインランドの第三者審査を通過した。これにより、中国の製造企業の製造力や社会的責任といった八つの面から、認証を与えられた。選定を経た企業は、GMCに加盟することができる。集団的ブランドは集団的効果を生み出し、さまざまな資源を整合することによりコスト削減を図ることができ、中国企業にとっても役立つだろう」と語った。(編集YF)

 「人民網日本語版」2011年8月2日

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