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海外ファーストフードに問題続出 郷に従った? (2)

 気候風土に合わないと考えると、腑に落ちない点がいくつかある。ケンタッキーもマクドナルドも世界のほぼすべての国で店舗を開設しており、たまたま中国でだけ気候風土に合わないということはあり得ない。またここ数年、両社は国内市場に対応するため、フライドチキンやフライドポテトをうるだけでなく、豆乳、油条、焼餅といった中国の伝統的食品の開発も手がけており、当の昔に中国市場に適応したことがわかる。

 では問題は郷に入って郷に従った、ということなのだろうか。郷に入って郷に従うのは元来はよいことで、欧米系のファーストフードが現地の人々の飲食や生活の習慣を尊重しているということになる。だが豆乳問題、バンズ問題、虫の問題が明らかになるにつれ、このことわざは欧米系ファーストフードが管理をおろそかにし、基準を引き下げたことの言い訳に利用されるようになった。食品の安全検査基準であれ、政府職能部門の法執行(エンフォースメント)能力であれ、中国国内には多くの欠陥や不足点があるのは確かだ。これこそまさに欧米系ファーストフードが考える「郷俗」であり、彼らはコストを削減し、より大きな市場での利益を追求するために、管理をゆるがせにし、基準を引き下げ、郷に従った。このたびバンズ問題を引き起こした北京市のマクドナルドは、食品輸送の基準プロセスに従わなかったことが問題の原因であることを認めた。

 このような「郷に入って郷に従う」は、実際にはよいことでないのは明らかだ。スープ問題を起こした味千ラーメンはわずか10日で株の時価総額40億香港ドル(約407億円)あまりが消滅し、大きな損失を出した。こうした事例は、政府部門に食品の安全検査基準を早急に整備して、食品の安全をめぐる法執行の取り組みを強化するように警告する。また海外のファーストフード産業に対し、市場イメージを形成するためには、より長期的な市場利益を得るためには、従わない方がいい「郷俗」もあることを警告する。(編集KS)

 「人民網日本語版」2011年8月4日

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