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中国北車 京滬高速鉄道の車両をリコール

 列車メーカーの中国北車集団は11日に公告を発表し、子会社の中国北車長春軌道客車株式有限公司が製造した高速列車向け車両「CRH380BL」の出荷を一時停止したことを踏まえ、すでに営業運転を行っている同車両54編成に故障がみられたためリコールしたことを明らかにした。故障の原因について系統的な分析を行い、全面的な改善を加え、品質と安全な運営を確保するとしている。ある専門家によると、このリコールは中国高速鉄道の海外進出に重大な影響をもたらすとともに、北車集団の今年の業績にマイナス影響を与えることになるという。「経済参考報」が伝えた。

 中国北車は今月9日、京滬高速鉄道にも採用されているCRH380BLが、自動保護システムの情報伝達の誤りによってたびたび遅延することを理由として、引き渡しが完了していない分の出荷を暫定的に停止するとし、17編成が出荷停止になった。

 鉄道サイト大手の中華鉄道網の于丁・最高経営責任者(CEO)は「経済参考報」の取材に対し、中国北車のCRH380BLのリコールは中国高速鉄道の海外進出に必ず影響を与える。リコールは車両に不足点が存在する可能性があることを示すものだと述べた。北京交通大学の趙堅教授も、リコールは不安定な車両技術が原因である可能性があり、高速鉄道に対して人々が抱く安全感に打撃を与えるとの見方を示す。

 中国北車の年次報告によると、2010年の通年の売上高は621億8千万元で前年比53.48%増加し、うち高速鉄道車両による売上高は116億7700万元で全体の18.78%を占めた。すべての項目の中で機関車の23.99%に次ぐ高い割合だ。売上高の増加率をみると、高速鉄道車両の2010年売上高の前年比増加率は228.58%で、すべての項目の中でトップに立っただけでなく、他の製品をはるかに上回った。

 ある証券アナリストによると、中国北車の今回のリコールは、後続の高速列車車両の引き渡しに重大な影響を与えることは間違いない、中国北車の今年の業績にも影響を与えるという。8月11日の株式市場では、中国北車は1株あたり4.97元の終値をつけ、7月23日から14取引日で累計23.54%値下がりした。中国北車は7月に1株6.10元という追加発行価格を発表したが、この価格にまったく吸引力がないことは明らかだ。あるアナリストによると、高速鉄道車両がまず引き渡しを延期し、次にリコールの対象になったことは、株式の追加発行により多くの不確定をもたらし、ペースダウンを招くことは確実だという。(編集KS)

 「人民網日本語版」2011年8月12日

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