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人民網日本株式会社事業案内  更新時間:16:56 Aug 12 2011

中国企業の課題、アップルを追い抜くことはできるか

 報道によると、米国現地時間の水曜日(8月10日)の取引終了時、アップル社の時価総額は約3370億ドル(約25兆9500億円)に達し、石油最大手エクソンモービルの3310億ドル(約25兆4900億円)を抜き、時価総額が世界最高の企業となった。2010年5月、アップルがマイクロソフトを抜き世界2位となった時、アップルの世界一は時間の問題とされた。中国経済網が伝えた。

 アップルの驚異的な成長に対して、中国の科学技術企業は大きく差を付けられた。中国とアップルの関係は輸出関税のみならず、アップル下請け工場従業員が中毒症状を起こした件や、iPad2の制限販売戦略など、多岐に渡っている。アップルは世界で最も優秀な企業として、株価、時価総額、製品の研究開発、市場マーケティングといった面で優れた能力を持っている。これらは中国企業が最も参考とすべき点だ。

 アップルの成功の背景には、優秀なデザイン能力の他に、資源統合能力がある。最も優秀なソフト開発会社と製造資源を統合し、大規模生産により、App Store(アプリケーションのダウンロードサービス)を通じて、顧客に個性的な製品を提供しているのだ。

 アップルが販売しているiPhoneは半製品と見なされており、消費者により最終的なカスタマイズが行われる。消費者は個人の好みに従い、App Storeからソフトをダウンロードし、自らカスタマイズを行う。これにより世界でたった一つの携帯電話を創り出し、「一つの携帯電話で一つの世界」を実現するのだ。これは企業の競争のみならず、バリュー・チェーン(価値連鎖)の競争である。バリュー・チェーン全体の中で、アップルは支配的地位にある。フィンランドのRovio Mobileは大ヒットゲームアプリ「Angry Birds」をApp Storeで販売し、破産寸前から業界最大手の1社となった。これはアップルのグローバル資源統合を示す一例だ。

 美しいデザイン、「ハード+ソフト」、卓越した資源統合、これらはアップルの中核となっている。星河湾集団の梁上燕・副総裁は、中国企業にはアップルの精神が必要だと指摘した。アップルの精神とはユーザーが体験しているのと同様、創造と革新を絶えず提唱し、ユーザーの体験を尊重する企業精神のことを指す。

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