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人民網日本株式会社事業案内  更新時間:15:42 Aug 16 2011

メイド・イン・ジャパンに陰りが差す

 メイド・イン・ジャパンは世界自動車産業の基準となっていたが、リコールや地震といった人災と天災が重なり、メイド・イン・ジャパンに陰りが差している。第一財経日報が報じた。

 日系自動車メーカーが、米・独・韓と最も異なっている点は、市場に対する敏感度だ。中国市場を例とすると、中国SUV細分化市場が伝統的なジープのコンセプトを保持していた際に、ホンダは都市型SUV「CR-V」を発売した。同車種は現在も売れ行きが好調で、購入に事前予約が必要なほどだ。

 正確な市場洞察力に加え、快適な乗り心地、おしゃれなデザイン、行き届いたサービス、燃費のよさ、ハイブリッド技術といった技術面の強みにより、日本車は市場で競争力を持っている。

 上述したさまざまな強みから、日本の自動車メーカーは優越感を持つにいたった。しかし突如訪れた人災・天災を前にし、トラブル回避能力を発揮できずにいる。中国市場を例とすると、2011年1〜7月のセダン売上ランキングは、エクセル、ラヴィダ、ジェッダ、サンタナ、F3、クルーズ、シャレード、エラントラ、フォーカス、ボーラの順で、日本車はランクインしなかった。

 中国汽車工業協会の関係者は、「この主な原因は震災による部品供給の問題で、日本車は減産を余儀なくされ、市場への供給が不足した」と指摘した。

 震災の余波が過ぎ去らないうちに、リコールの嵐が吹き荒れた。ホンダはこのほど、中国市場を含む全世界で250万台のリコールを行った。トヨタは2009年、全世界で1000万台弱の自動車をリコールした。日本車の相次ぐ大規模なリコールにより、メイド・イン・ジャパンの信頼が揺らいでいる。

 トヨタ、ホンダ等の日系自動車メーカーで、経営問題が相次いでいる。アナリストは、「これは規模が膨らみ続ける大企業特有の傾向とも言えるが、より深刻な原因は競争力の減少と、自社の研究開発能力に対する盲目的な自信である」と分析した。

 高級車市場において、日本製高級車は長年の発展を経たが、ドイツ製自動車を依然として追い越せずにいる。トヨタの計画によると、レクサスを日本のみで毎年6万台販売しなければならないが、昨年の販売台数は2万台にとどまった。また日産のインフィニティ、ホンダのアキュラのブランド位置づけが不明瞭であり、これにより日本製高級車は中国市場と世界市場を問わず、高級車細分化市場で「二番手」に甘んじている。

 研究開発面の焦りも見え隠れする。日本のメディアによると、日本の自動車3大メーカーの1社は、他社に先を越されることを恐れ、綿密な計画と論証もなしに研究開発を始めるという。

 長年に渡り優位に立っていた中・高級車市場においても、日本勢は振るわない。中国市場において、アコード、カムリ、新型ティアナ、マツダ6(日本名はアテンザ)による日本勢は、米・独・韓からの攻勢を受けている。

 フォルクスワーゲンは「TSI+DSG」技術で先駆け、新型パサート、新型マゴタン、新型モンデオ、新型C5、ラクロス、リーガル等の欧米製中・高級車がターボ車種を発売している。韓国製自動車のうち、第8代ソナタ、K5等の新車種は、安全装置から6速ギヤボックスまで最新の技術を採用し、快適性と高級感を追求した。

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