S&P 人民元建て債券に「AAマイナス」の格付け
米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は今月18日、中国財政部が香港で発行している人民元建て優先無担保債の格付けを「AAマイナス」とした。S&Pによると、中国国債の信用格付けには、中国政府の安定した負債水準や豊富な外部資産、および中国の経済成長に内在する力強い潜在力といった点が反映されているという。
S&P駐シンガポール機関の陳錦栄アナリストが19日述べたところによると、S&Pは昨年12月に外貨建て長期債と人民元建て長期債の格付けを「A+」から「AAマイナス」に引き上げており、長期債の格付けは今後安定が見込まれるという。(編集KS)
「人民網日本語版」2011年8月22日