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日本のソニー 中国のアニメを「盗用」?

 中国の漫画アニメ産業はこれまでずっと日本や米国の同産業のすき間でかろうじて生きながらえ、飛躍を遂げることができずにいた。その原因の一つは、中国市場に海賊版が出回っていることで、最も典型的なパターンは、中国企業が外資系企業の知的財産権を盗むというものだった。だが現在、海賊版のパターンに新たな形が加わり、次のような案件が持ち上がった。中国企業の上海水木動画株式有限公司とその子会社・無錫億唐動画設計有限公司はこのほど、作品を「盗用」された。「容疑者」はかねてより知財権を重視している日系企業のソニー(中国)有限公司で、上海水木動画と無錫億唐動画は先月25日、著作権の侵害を理由として、ソニー中国と関連会社の北京華夏安業科技有限公司を同時に告訴し、知財権の侵害行為をただちに停止すると同時に、相応の損害賠償を行うよう求めた。そして北京市東城区人民法院はこのたび告訴状を受理した、というものだ。「国際金融報」が伝えた。

 △中国の漫画アニメ作品が「盗用」された

 今年4月中旬、上海水木動画の上層部のある人がソニー製液晶テレビ「KDL-40NX710」を購入した。このテレビにはインターネット環境にあればネットに接続できるという機能が備わっていた。上層部の同氏はテレビの指示と自分の考えに基づいて、ネットに接続したパソコン上でソニーが提供する登録用サイトのアドレスを打ち込み、サイトの指示にしたがってテレビのネット登録を済ませ、「北京華夏安業科技有限公司」のユーザー登録も行った。登録が終わると、同サイトには「お客様のソニーBRAVIAインターネット動画設備は、こちらのコンテンツサービス企業が提供する口座と関連づけられました。お客様はお持ちのソニーBRAVIAインターネット動画設備でこちらのコンテンツサービス企業がお客様に提供するサービスをお楽しみいただけるとともに、その他の設置も行えます」との文字が現れた。

 それから同氏はテレビに組み込まれた操作画面で、華夏安業が提供する「児童向け漫画アニメ」のコーナーをクリックした。すると意外なことに、このコーナーにある作品は上海水木動画が制作したものがほとんどだった。

 この件について、上海水木動画の沈鶯副総裁は「ここに至ってわれわれはようやく気づいた。だれかが著作権を盗用した可能性があるのだ。偶然の発見がなければ、われわれはまだ真相を知らずにいたかもしれない」と話す。今回、著作権を侵害された作品はかなりの数に上り、起訴状に挙げられた「中華五千年」、「寓言故事」、「孫子兵法」、「成語故事」の4作品は、上海水木動画と無錫億唐動画がそれぞれ著作権を有するものだ。

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