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人民網日本株式会社事業案内  更新時間:17:23 Aug 30 2011

マルチビザによる景気刺激策、効果が予想を下回る

 日本が7月1日より中国人観光客を対象にマルチビザの発行を開始すると、日本を目的地とする中国人観光客数が緩やかに増加し始めた。しかしマルチビザ発行の条件には制限があり、また1度訪問しなければならない沖縄の中国人観光客の吸引力等の問題により、日本が予想していたほどの旅行業に対する景気刺激効果は得られていない。日本新華僑報網が報じた。

 日経ビジネスによると、東日本大震災の発生後、日本を訪れる外国人旅行者数が大幅に減少した。このほど観光客数は徐々に回復を始めたが、かつてのレベルに達するには時間が必要だ。日本政府観光局(JNTO)は8月18日、7月の訪日外国人旅行者数を発表した。7月の外国人旅行者数は、前年同月比36%減の56万1700人となった。外国人旅行者数は5ヶ月連続で、前年同月を下回った。

 日本が期待を寄せているアジアからの旅行者数も楽観できない。さまざまな旅行ルートが再開されたが、中国大陸部からの旅行者数は前年同月比で47%減、韓国からの旅行者数は40%減、台湾からの旅行者数は25%減となった。多くの外国人旅行者は原発事故による影響を懸念し、日本旅行を断念している。

 これを受け、日本政府は新たな措置を講じ、旅行業の回復を後押ししている。日本は7月より、中国人旅行者を対象にマルチビザを発行した。これまでは、欧米などのビザ免除国以外の外国人は、日本を訪れるたびにビザを新たに申請する必要があった。今回のマルチビザは、3年以内であれば何度でも日本を訪れることができ、1度に90日間の滞在が可能だ。これまでのビザは1度につき15日間しか滞在できなかったため、今回のマルチビザは中国人旅行者にとって魅力的であると言える。

 今回のマルチビザの発行には、これまでの旅行ビザと同様、「一定の経済的条件」、「一定の職業的地位」という条件が設けられた。また今回のマルチビザを申請する旅行者は、初めの目的地を沖縄とし、最低でも1日間は滞在しなければならないが、その後はこの制限を受けることはない。

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