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フィッチ、トヨタの格付けを「A」に引き下げ

 格付け会社大手のフィッチ・レーティングスは12日、日本最大の自動車メーカーであるトヨタ自動車の格付けを引き下げた。以前から抱えていた構造的な欠陥により、トヨタが外国為替市場の変動の影響を受けやすくなっていることが原因だとしている。フィッチがトヨタの格下げしたのは、2009年7月以降では今回が初めてのことだ。「中国証券報」が伝えた。

 フィッチが同日発表した声明によると、トヨタの信用格付けは「A+」から「A」に格下げされ、格付け見通しは「安定的」とされた。

 フィッチによると、トヨタは日本国内での生産能力が全体の40%を占め、日本で生産した自動車の約50%が輸出されており、この割合は国内のその他の自動車メーカーを上回る。つまり、トヨタは日本の三大自動車メーカー(トヨタ、ホンダ、日産)の中で外貨リスクを最も大きく受けるメーカーだということだ。

 フィッチによると、金融危機の発生以来、米ドルの対日本円レートは100円を割り込み、現在は1ドル=76円から77円の円高だ。これによりトヨタの構造的な欠陥がますますあらわになっている。トヨタは日本国内の生産力への依存度を引き下げようと努力しているが、短期的には、円高をリスクヘッジする措置を取ることはできず、日本国内の生産力を移転するにはさらに長い時間がかかる。またフィッチによると、トヨタは金融危機の後、利益を上げる力が国内のライバル他社を下回るようになったという。

 だがフィッチは東日本大震災後のトヨタの回復ぶりを評価し、現在、生産力は地震前の水準に近づいているとの見方を示す。2011-12財政年度第1四半期(今年4-6月)は赤字だったが、自動車部門はこの財政年度中に営業利益が黒字になると予測する。(編集KS)

 「人民網日本語版」2011年9月13日

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