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フィッチ・レーティングス、中国の信用格付け引き下げを示唆

 世界3大格付け機関の一つ、フィッチ・レーティングス社は今年に入ってから欧州各国の信用格付けを引き下げているが、このほど、中国の信用格付けも2年以内に引き下げる可能性を示唆した。同社アジア太平洋地域担当のアンドリュー・コルクホーン氏は、今後12-24カ月間に中国の自国通貨建て格付けを引き下げる考えを明らかにした。「人民日報」海外版が報じた。

 ▽中国経済の影響力は増大

 フィッチ・レーティングスは今年、スペイン、ポルトガル、ベルギー、ギリシャの格付けを相次いで引き下げている。北京大学・国際人的資源EMBA講座の武欣欣・客員教授はこれについて、「世界経済が一斉に下降しつつある今、これは正常なことだ。ただ1つ過去と異なる点は、格付け機関は昔、不況の時も大規模な格付け引き下げはしなかった。当時は経済がいつ回復するのかが明確であり、希望と自信があったからだ。しかし今回は、いつ回復するのか誰にもわからず、希望と自信に欠けている」と指摘する。

 フィッチ・レーティングスは中国だけでなく日本にも目を向けている。同社は8日、もし中国の銀行の資産の質が大幅に悪化すれば、2年以内に中国の信用格付けを引き下げる可能性があるとしたほか、日本の信用格付けに関しては、引き下げの可能性が50%以上あると指摘した。

 武欣欣教授は「格付け機関が中国にここまで注目しているのは、我々の世界経済に対する影響力がますます大きくなったからだ。昔、中国経済は地位が低く、注目されることも少なかった。現在、中国経済は好調な発展を見せており、人民元もますます強くなっている。特に東アジア、南アジアなどでは人民元の影響力は大きく、地域的な国際通貨になりつつある。格付け機関はこのような状況の中、警告を発し、投資家にリスク予防を呼びかけたほか、中国の銀行が内部問題を2年以内に解決するよう注意を促した」とする。

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