2011年9月19日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:14:15 Sep 19 2011

欧州債務危機、欧州の中国に対する利己的な観点

 欧州の債務危機が深刻化しており、中国に対する期待も高まっている。イタリア当局はこのほど、中国側と投資の誘致に関する交渉を行っていると語った。英国の官僚は、同国のインフラに対する投資拡大を期待するとした。スペインとギリシャの官僚は、中国まで国債の販売に訪れた。経済参考報が報じた。

 欧州は中国の最大の輸出先であり、欧州の債務危機により、中国も影響を被っている。利益に対して責任を負う一方として、中国が力を貸すことも考えられる。しかし不愉快なことに、一部の欧州国は中国の金ばかりを狙い、相互利益という原則を忘れている。

 例えば、中英経済財政金融対話の期間中、英国の在中国官僚は、「特にインフラ設備の建設について、中国からの投資を期待する」と述べた。しかし英国側は、「中国側からの融資を期待しており、中国企業による建設は望んでいない」と強調した。

 英国の狙いは明らかだ。英国は中国からの融資、英国国債の購入を歓迎するが、中国に商業的チャンスを与えるつもりはない。

 これは保護主義的な色合いが強い。中国企業の競争力が低く市場から淘汰されるのならともかく、今回は英国政府が直接的に制限を設けているのであり、中国企業を差別しているとも取れる。英国は中国企業に、合理的な返礼をするつもりはないのだ。

 このような中国の金だけを狙うやり方は、英国のみにとどまらない。米国の投資紛争において、米国は中国の米国国債購入を歓迎する態度を取り続けている。しかし中国が米国でその他の投資を行おうとすると(中国海洋石油総公司のUNICO買収、華為の3Com買収差し止め等)、米国は国家安全などの言い訳により中国を拒絶してきた。

[1] [2]

  評 論      プレスリリース配信
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古