2011年9月19日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:14:15 Sep 19 2011

欧州債務危機、欧州の中国に対する利己的な観点 (2)

 これは相互利益を得る方法ではなく、利己的な一部の西側諸国が一方的な搾取に走っていることを反映している。これらの問題を引き起こしている原因は二つある。一つ目は中国に対する警戒で、中国は競争相手であり注意が必要だと感じている。二つ目は世界の流れを理解せず、西側諸国特有の高慢と偏見により、中国を蔑視している。

 世界の経済構造は大きな変化を迎えている。現在の西側諸国は100年前の圧倒的な存在ではなく、現在の中国も100年前の貧しく弱い国家ではない。中国と欧州を例とすると、両者は一部商品について競争的関係にあるが、非常に不安定な現在の国際経済を背景とすれば、両者には提携の余地が残されている。難関を乗り越えるため、欧州は中国を含めたその他の新興国と共に、提携を強化するべきである。一方のみが利益を得る提携など、持続できるだろうか。

 中国と欧州の提携という大局を見据え、世界経済を共に乗り越えるべきという現実から、中国は欧州に融資を行うことも考えられる。これにより中国の外貨準備の多元化を実現できる上、ユーロ崩壊による中国の輸出および経済全体に対する影響を避けることができる。また米ドルに対抗する有力な通貨がなければ、中国の外貨準備リスクが高まる恐れがある。

 中国は融資に乗り出すことができるが、取るべきは取る、深追いしないという原則を忘れてはならない。現在の欧州債務危機は負の蓄積により生み出されたものである。欧州が改革に力を注がなければ、今回の危機を完全に乗り切ることができず、中国の事前投資も違約のリスクを抱えることになる。中国人の大切な資金を投じて欧州を支援する以上、欧州も中国に合理的な待遇を与え、差別的な政策を改めなければならない。一部の欧州人は、現在の中国を「友好的にゆすりを仕掛けている」と非難しているが、事実の因果関係を取り違えている。ドイツはギリシャ支援をいつまでもためらっていたが、中国がなぜ原則もなしに欧州に力を貸さねばならないのか。(編集YF)

 「人民網日本語版」2011年9月19日

[1] [2]

  評 論      プレスリリース配信
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古