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中米の物価比較が注目を集めるのはなぜ?

 物価を比較することの意義は、価格そのものを分析することにあるのではなく、価格を通じて人々の感じていることを透かし見ることにある。物価の比較という話題が高い関心を呼び起こすのは、人々が現在の生活にかかる大きな圧力に対して敏感になっていることに根本的な原因がある。特に大都市に暮らす人々が圧力に敏感になっていることに原因がある。

 最近、中国と米国との物価の比較という話題が広い範囲で関心を集めている。一連のメディアが北京とニューヨークとの物価状況を検討し、両都市の物価にはそれぞれ高低があることを明らかにした。たとえば海外から輸入される一般的な消費財の価格は北京がニューヨークよりも高く、中国人が「ぜいたく品」とみなす商品の価格が北京では信じられないほど高い。だが市内の公共交通、人力、知的財産権をめぐる商品やサービスの価格は、ニューヨークが北京より明らかに高い。

 ざっとみたところ、北京またはニューヨークでの暮らしには、それぞれの長所があり、またそれぞれの短所があるといえる。だが物価を比較することの意義は価格それ自体を分析することにあるのではなく、価格を通じて人々の感じていることを透かし見ることにこそある。所得という要因を度外視して両都市の物価を単純に比較しても、問題の本質を見通すことはできない。

 外食という行為を例にとって考える。あるネット上の友人の話によると、北京で西洋風のファーストフードを食べると一回あたり約30元かかり、ニューヨークで食べれば一回5ドル前後だ。金額だけみると両者にはほとんど差がないようにみえる。だが所得と対比すれば、導き出される結論は大きく変わってくる。ある統計によると、2010年の米国の一人当たり平均所得は約5万ドルで、人民元に換算すれば約32万元だ。北京の都市部住民の同年の一人当たり平均所得は2万9073元で、中国と米国の間には10倍近い開きがある。所得にこれほどの格差がありながら、物価が接近しているということから、生活コストが高いのはどちらかが容易にうかがえる。

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