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ジョブズ氏死去 米各界が哀悼「偉大な革新者を失った」

 米電子機器大手アップルの共同創業者、スティーブ・ジョブズ氏が5日に死去したことを受け、「偉大な革新者を失った」と米各界が哀悼の意を示している。

 ▽果敢な信念で人々の暮らしを革新

 オバマ米大統領は、ジョブズ氏を「米国で最も偉大な革新者の一人だった」と哀悼の意を示す声明を発表。「発想を変えることに勇敢で、世界を変えられるとの果敢な信念を持ち、それを実現するのに十分な才能があった」「私たちの暮らしをすっかり一変させ、さまざまな業界をそっくり塗り替え、人類の歴史上極めて珍しい偉業を達成した。つまり私たち一人ひとりが世界をどう見るか、その見方そのものを変えた」とたたえた。アップル取締役会も同日、「ジョブズ氏の溢れんばかりの才能、情熱、気力は数え切れない革新の原動力となり、私たちの暮らしを豊かにし、改善した」とのコメントを発表した。

 ジョブズ氏の人生は波乱に富んでいた。大学をわずか1学期で退学し、本人の言葉を借りれば、自分が学びたい専門に没頭した。アップルの創設後、チーム内で意見の食い違いがあると、自分の考えを貫き通し、一度は会社から事実上追放された。アップルに復帰してからも、大多数の反対を押し切って、競争力のない製品を断固として切り捨て、当初は350種類以上あったラインナップを10種類余りにまで縮小した。こうした個人の才覚を前面に出した革新路線により、アップルは息を吹き返し、今年は米石油最大手エクソンモービルを抜き、株式時価総額で世界最大の企業となった。

 ▽個人路線から革新モデルへ

 過去に行われた市場調査では、回答者の18%が「ジョブズ氏がアップルを去った場合、アップル製品に対する購買意欲が薄れる」としたが、今年行われた同様の調査では、93%が「購買意欲に変化はない」とした。アナリストは、ジョブズ氏の数度にわたる病気休養でアップルが鍛えられ、後任が育ち、個人路線から革新・経営モデルへと進化を遂げたと指摘する。今年2月に開かれたアップルの年次株主総会でも、ある株主がメディアに対し、「ジョブズ氏がいようといまいと、アップルは氏が描く青写真を実現し、「少なくとも5年以内は良好な軌道にある」と語った。

 ただしジョブズ氏が死去したことによる株価急落を避けるため、アップルは現地時間の5日夜7時34分、株式の売買を一時停止した。(編集YT)

 「人民網日本語版」2011年10月9日

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