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韓国の商業圏を変える中国人観光客

 9月30日午後2時、ソウルの小公洞楽天百貨商店向かいの明洞入り口に停車した3台の大型観光バスから100人以上の観光客が降りてきた。彼らが明洞街道に入ると、道の両側の各商店からは次々と中国語で「いらっしゃいませ。」という声がかけられた。愛茉莉太平洋や蘭芝といった化粧品店や衣料品店では、中国人観光客を接待する中国人従業員の姿が見られた。中国新聞網が韓国の「朝鮮日報」の報道として伝えた。

 わずか1年前にはこれらの店では日本人従業員が観光客の対応をしていた。韓国の観光業の主力が日本人から中国人に変わったことを物語るものだ。蘭芝市場開発科の科長は「これまで明洞の主な顧客は日本人観光客だったが、今では中国人観光客の数が日本人を上回っただけでなく、1人あたり消費金額も日本人観光客の2倍以上に達している。このため売り場の従業員を中国人に変えた」と語る。

 中国人観光客の巨大な消費力

 国慶節連休(10月1日から7日)期間に韓国を訪れた数多くの中国人観光客により、韓国の小売企業は販売ブームを迎えている。9月30日の1日だけでも25本の航空路線、70便の旅客機が中国から仁川空港に到着している。国慶節連休中には中国から韓国へ向う航空便の予約率は120%に達した。この問題を解決するために、今後12本の航空路線で24機の旅客機が投入される予定だ。韓国観光発展局は「中国の国慶節連休期間中に韓国を訪れた中国人観光客数はのべ7万人に達し、前年比で20%増加した。これら中国人観光客によってもたらされる収入は1億ドルに達する」と語る。

 中国人は「観光客」だけでなく、韓国の小売企業の構造を左右する大きな影響力を持つ顧客でもある。いくつかのファッションブランドは中国人観光客のために起死回生のチャンスをつかんでいる。

 中国人観光客は韓国の女性向けカジュアル衣料品ブランドのランキングも左右する。韓国の女性向けカジュアルブランドの「三大ブランド」(SYSTEM、O"2nd、SISLEY)のうち、過去20年間はずっとSYSTEMが首位を独占してきた。しかし今年8月1日から9月25日の、韓国の三大デパートに出店している三大ブランド店舗37店の販売業績を見ると、O"2ndがSYSTEM を抜いて1位になっている。O"2ndはEnCと同様、2008年に中国に進出した後、中国での知名度が急激に上がり、最近韓国で急増している中国人観光客のおかげで韓国での販売額も大幅に増加した。

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