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増える中華系新移民の帰国 なぜ?

 カナダで発行されている中国語紙「星島日報」はこのほど、中国から来た新移民の多くがカナダ国籍を取得した後、帰国して仕事することを選んでおり、カナダと中国を往復するその姿から「宇宙飛行士」と呼ばれていると伝えた。近年、美しい自然環境や無料の医療、質の高い教育などに夢と希望を馳せてヨーロッパや北米、オセアニアなどに渡った中国人の新移民は、いまなぜ再び母国に目を向けているのだろうか。中国共産党の機関紙「人民日報」(海外版)が報じた。

 ▽経済の低迷による貧しい生活

 2007年に世界金融危機が発生して以来、欧米諸国の経済は低迷を続けており、中国系移民もその影響を受けているようだ。

 英国の最新調査では、3割の英国人が貧困ライン以下の生活を余儀なくされており、生活レベルは今急激に悪化していることが明らかになっている。貧困にあえぐ華人の数はさらに多い。華人も含め、貧困ライン以下の生活をしている人の多くはレストランやホテル、旅行社、スーパーなどで働いたり、家政婦をしたりして生計を立てている。

 英国で出生した中国系移民2世の麦さんはロンドン市内にある小さなホテルでフロント係をしているが、最低賃金の980ポンド(約11万8千円)しかもらえないという。約3畳の狭い部屋で暮らす麦さんの1カ月にかかる生活費は、家賃360ポンド(約4万3千円)のほかに、部屋の税金30ポンド(約3600円)、光熱費90ポンド(約10800円)、食費120ポンド(約14400円)、地下鉄のチケット費用120ポンドと、合計700ポンド。残りの250ポンド(約3万円)で、たばこ代、お酒代、接待費、それにマンチェスターに住む両親のところへ行く交通費を賄わなければならない。新移民がこんな暮らしを受け入れられるだろうか。もし、良い仕事が見つからなければ、帰国するというのも一つの選択肢となるようだ。

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