中国大陸部から台湾への個人旅行、試験都市を拡大へ
中国国務院台湾事務弁公室から昨日(12日)得られた情報によると、10月7日現在、中国大陸部の台湾への個人旅行者数は延べ1万1000人に達した。中国と台湾は本日(13日)、個人旅行の試験都市拡大について交渉を行う。中国大陸部側は積極的な態度で臨む。京華時報が報じた。
昨日開催された中国国務院台湾事務弁公室の記者会見において、楊毅報道官は「国慶節の大型連休期間中、中国大陸部の台湾への観光客数は延べ2万1611人に達し、昨年同期を上回った。うちツアー客は延べ1万9225人、個人旅行者は延べ2386人となった。北京・上海・アモイの3都市が、台湾への個人旅行を実施して100日目に当たる10月7日現在、個人旅行者数は1万1000人に達した」と説明した。
「現在、中国大陸部から台湾への旅行は安定的に発展している。今年、中国大陸部から台湾への観光客数は合計で延べ86万8000人に達し、昨年同期とほぼ同レベルとなっている。8月以降は観光客数が順調に増加しており、10月と11月は台湾旅行の最盛期だ。観光客数は今後も増加するだろう」
海峡両岸観光交流協会と台湾海峡両岸旅遊交流協会は北京で本日、中国大陸部から台湾への個人旅行の試験都市に関する協議を行う。楊報道官は、「中国大陸部の観光客が台湾を訪れることは、両岸の中国人が相互理解を深める良い機会だ。中国大陸部はこれまで通りの措置を講じ、積極的に推進していく」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2011年10月13日